アラスカ航空（本社：シアトル）は、アメリカン航空との提携を強化し、2021年夏までに航空連合のワンワールドに加盟すると発表しました。
アラスカ航空とアメリカン航空の提携の強化により、アメリカ国内線における共同運航（コードシェア）の継続に加え、アラスカ航空のマイレージプログラム会員は獲得したマイレージはアメリカン航空でも利用できるようになりました。また、アラスカ航空のラウンジ利用会員はアメリカン航空のアドミラル・クラブも利用できます（サンフランシスコ国際空港のターミナル2は対象外。アラスカ航空はこの秋に新しいラウンジを同ターミナルにオープン予定）。春にはアメリカン航空のマイレージプログラム会員が獲得したマイレージをアラスカ航空でも利用できるようになります。
また、2021年夏にはワンワールド加盟航空会社のマイレージをアラスカ航空でも利用できるようになる他、アラスカ航空のエリート会員はアメリカン航空を含むワンワールド加盟航空会社のフライトでも優先搭乗、プレミアムの座席などの特典が受けられ、MVP Gold または Gold 75k の会員はワンワールド加盟航空会社の650のラウンジも利用できるようになります。
さらに、アメリカン航空は、シアトル発着のインドのバンガロール直行便とイギリスのヒースロー直行便の開設を発表しました。バンガロール線は今年10月に就航し、デイリー運航となります。また、ヒースロー線は2021年3月に就航し、共同事業パートナーのブリティッシュ・エアウェイズとの提携によりデイリーで運航されます。
これにより、アラスカ航空が多くの路線を就航している西海岸の都市からの接続がより便利になることが予想されます。
