トランプ氏、12カ国からの入国を全面禁止 7か国は一部制限へ|大統領布告で新たな渡航制限措置
トランプ大統領は5日夜、12カ国からのアメリカ入国を全面的に禁止し、さらに7カ国からの入国に制限を設ける大統領布告(Presidential Proclamation)を発表しました。今回の措置は、2017年の第1期政権下で導入されたイスラム圏渡航禁止令に続く、より広範な渡航制限となります。大統領布告の中でトランプ氏は、「移民や観光客の審査がアメリカ政府にとって困難な国」に対し、国家安全保障上の懸念を理由に入国を制限する必要があると主張しています。今回の大統領布告は、難民保護や国際的な人道支援の観点から、国内外での議論がさらに高まることが予想されます。
アメリカ入国全面禁止 対象12カ国
アフガニスタン、ミャンマー、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメン
アメリカ入国一部制限 対象7カ国
ブルンジ、キューバ、ラオス、シエラレオネ、トーゴ、トルクメニスタン、ベネズエラの7カ国については、特定のビザカテゴリーなどを対象とした一部制限が課される。
シアトルを代表する高級レストラン『Canlis』 次期エグゼクティブシェフにシアトル出身のジェームズ・ハフマン氏が昇進

シアトルの老舗高級レストラン「Canlis(キャンリス)」が、新エグゼクティブシェフに、ジェームズ・ハフマン氏を起用することを発表しました。ハフマン氏は過去9年間にわたりキャンリスでキャリアを積み、クックからスーシェフ、エグゼクティブ・スーシェフを務めてきました。以前はカークランドの名店「Cafe Juanita」や「Purple Café and Wine Bar」でも務めた経験があります。シアトル・タイムズによると、これまでの歴代3人のエグゼクティブシェフはいずれもシアトル外から招かれ、ミシュラン星付きなどの一流レストラン経験者でしたが、今回は社内からの昇進であり異例の人事です。
農務省、E. coli O157:H7による汚染の可能性がある牛ひき肉に関する注意喚起
2025年5月22日および23日に製造された「ORGANIC RANCHER ORGANIC GROUND BEEF 85% LEAN 15% FAT」(真空パック1ポンド入り)について、米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)は3日、大腸菌O157:H7による汚染の可能性があるとして、消費者に向けた公衆衛生警告を発表しました。詳細はこちら。
- この製品は「06-19-25」または「06-20-25」までに使用または冷凍するよう表示されています。
- 販売元は「EST. 4027」で、Whole Foods Market 店舗を含む全米に出荷されました。
- すでに市場からは回収されており、リコールは行われていません。
- 大腸菌O157:H7に感染すると、2~8日後に脱水症状、血便、腹痛などの症状が現れる場合があり、重症化すると、5歳未満の子どもや高齢者に多く見られる溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こすおそれがあります。
- 購入した方は、食べずに廃棄または購入店に返品すること。
アラスカ航空、シアトルからローマへの直行便を発表 シアトルとイタリアを結ぶ初の定期直行便、2026年5月就航へ
アラスカ航空グループ(本社:ワシントン州シータック)は3日、シアトルとイタリア・ローマを結ぶ直行便を2026年5月に就航すると発表しました。シアトルとイタリアが定期直行便で結ばれるのは、これが初めてとなります。

エーデルワイス航空、シアトルからチューリッヒへの直行便を新規就航
エーデルワイス航空(Edelweiss Air)は2日、スイス・チューリッヒ(ZRH)とシアトル・タコマ国際空港(SEA)を結ぶ季節限定の直行便の運航を開始しました。これにより、シアトル・タコマ国際空港からの国際直行便は36都市目、航空会社は30社目となります。

ワシントン大学の男子ボート部、2025年のIRA全米選手権で優勝
ワシントン大学の男子ローイングチームが、2025年のIRA全米選手権で優勝し、通算21回目の全米王者に輝きました。同大学の発表によると、ニュージャージー州のクーパー・リバーで開催された決勝では、名門ハーバード大学をわずか1秒足らずで抑え、1位でゴール。タイムは5分29秒780でした。2nd Varsity Eightでは大会新記録で優勝、Varsity Fourでも全米タイトルを獲得し、得点総合優勝として James Ten Eyck Memorial Trophy も手にしました。18年目の指導となるヘッドコーチ、マイケル・キャラハン氏(’96)は「全米王者の座を守ることは、初めて優勝するよりも難しいこともあります」「今シーズンの目標は、昨年よりさらにレベルアップすることでした。2025年は各大学にオリンピアンが多数戻ってくる年でもありましたから」と述べています。
ランディ・ジョンソン氏の背番号「51」、2026年にマリナーズが永久欠番に
シアトル・マリナーズは、球団初のノーヒットノーラン達成から35周年となる6月2日、ランディ・ジョンソン氏の背番号「51」を2026年シーズン中に永久欠番とすると発表しました。正式な式典の日程は、2026年のMLBスケジュール確定後に発表されます。ジョンソン氏は1990年6月2日、デトロイト・タイガース戦でノーヒットノーランを達成し、以降のキャリアで殿堂入りに至る大投手へと成長。通算22年のMLBキャリアで、303勝166敗、通算4,875奪三振(歴代2位)を記録。5度のサイ・ヤング賞、10度のオールスター選出、2001年のワールドシリーズMVPなど、数々の栄誉を手にしました。ニュースリリースで、マリナーズの会長兼マネージング・パートナーであるジョン・スタントン氏は「球団の未来を変えた1995年シーズン、ランディは145試合制の中で18勝2敗という成績を残し、その活躍が正当に評価され、彼にとって初のサイ・ヤング賞が授与された」「彼の圧倒的な活躍が、マリナーズを球団初のポストシーズンに導き、それがT-Mobileパークの建設、そしてマリナーズがシアトルにとどまり続けることへとつながった」と述べています。
マリナーズで永久欠番となるのは、ケン・グリフィー・ジュニア(#24)、エドガー・マルティネス(#11)、ジャッキー・ロビンソン(#42)、そして2025年8月9日に予定されているイチロー(#51)に続いて、ジョンソン氏が5人目となります。イチロー氏も「背番号51が持つ意味を理解し、恥じないように努力した」と語っており、球団にとって特別な番号であることを示しています。
アメリカ国土安全保障省(DHS)、サンクチュアリ(聖域)管轄区域リストを削除
アメリカ国土安全保障省(DHS)は、いわゆる「サンクチュアリ(聖域)管轄区域」(Sanctuary Jurisdictions)とされる数百の都市や郡、37州のリストを先月29日に公式サイトに掲載しましたが、その正確性に関する疑問や、主要な法執行機関団体からの厳しい批判を受け、2日に削除しました。AXIOS によると、ワシントン州では、シアトル、タコマ、オリンピア、エベレット、ヤキマを含む35都市と5郡が含まれていました。NPR や AP などによると、DHSはこのリストを「連邦の移民法の執行を意図的に妨害し、アメリカ国民を危険にさらしている都市、郡、州を含む包括的なサンクチュアリ管轄区域のリスト」と説明していました。
FIFA クラブワールドカップのトロフィーがシアトルに登場!シアトル市内で特別展示イベントを開催
2025年6月、世界のサッカーファンが注目する一大イベント、FIFAクラブワールドカップ2025(FIFA Club World Cup 2025™)開幕に先立ち、FIFAクラブワールドカップの公式トロフィーが、5月30日から6月1日にかけて市内各地で特別展示が行われました。その様子を写真でご覧ください。
