FIFA クラブワールドカップのトロフィーがシアトルに登場！5月30日から3日間の特別展示イベント
2025年6月、世界のサッカーファンが注目する一大イベント、FIFAクラブワールドカップ2025（FIFA Club World Cup 2025™）】が、2025年6月14日（土）から7月13日（日）までの1カ月間、アメリカで初開催されます。開幕に先立ち、FIFAクラブワールドカップの公式トロフィーが開催12都市で順次公開されていますが、今週末はついにシアトルで特別展示されます。地元のサッカーファンや観光客にとって、世界最高峰のクラブ大会を象徴するトロフィーと間近で写真が撮れるチャンスです。
新たなCOVID変異株「NB.1.8.1」、アメリカでも確認
今年1月に中国で最初に確認された新たなCOVID変異株「NB.1.8.1」は、現在、世界中で検出されたSARS-CoV-2配列の割合で4週間前の2.5％から大きく増加し、全体の約10％を占めています。今月23日、世界保健機関（WHO）はNB.1.8.1を「監視下の変異株（Variant Under Monitoring）」に指定しました。この変異株はアメリカでも確認されましたが、疾病予防管理センター（CDC）のダッシュボードに表示される基準には達していません。
全米16州が連邦政府を提訴 科学研究費と多様性プログラムの削減に抗議
2025年5月28日、16州が連邦政権を相手取り、国家科学財団（NSF）による科学研究助成金の大幅な削減と多様性促進プログラムの廃止に対して、ニューヨーク連邦裁判所に提訴しました。シアトルタイムズやロイターなどによると、ワシントン州、ニューヨーク州、カリフォルニア州などを含む原告は、これらの措置が連邦法および憲法に違反し、即時かつ回復不能な損害をもたらす上、アメリカの科学技術分野での世界的リーダーシップを脅かすと主張しています。今年1月20日以降にキャンセルされた NSF の研究助成金は1,700件以上、総額14億ドルが削減されているほか、研究施設の維持費や設備費などの間接経費の補助率を15%に制限する新たな規則が導入され、大学や研究機関の運営に大きな影響を与えています。また、女性、マイノリティ、障がい者のSTEM分野への参加を促進するためのプログラムが終了され、これまでの多様性推進の取り組みが後退していることが指摘されています。
ヘルメットが命を守る：電動自転車・キックボード事故が急増中
シアトルのハーバービュー医療センターによると、ヘルメットを着用していなかった人による電動自転車やキックボードの事故が急増しています。特に子どもに多く、13歳のヤン君は長い階段を下ろうとして転倒し、骨折や内臓損傷で入院しました。小児科医ベス・エーベル博士によれば、昨年と比べて事故件数は約36％増加しており、今後もさらに増えると予測されています。ヘルメットの着用は、こうした深刻な怪我を防ぐために不可欠です。親子で安全対策を見直し、日常的にヘルメットを使う習慣を身につけることが求められます。
シアトル市、人気の公園で夜間閉鎖を強化｜アルカイ・ビーチとゴールデンガーデンズの利用時間が短縮
シアトル市は、夏の安全対策の一環として、人気の公園で夜間の取り締まりを強化します。これは、閉園後の騒音や違法パーティーを抑えるためで、独立記念日の7月4日までにマグナソン・パークやガスワークス・パークの駐車場にはゲートが設置され、夜間は車両の出入りが禁止され、警察による巡回も実施されます。また、ウエスト・シアトルのアルカイ・ビーチとバラードのゴールデン・ガーデンズは、夏の間のみだった夜10時半閉園が恒久化され、一部のボートランプも夜間閉鎖されます。
マイクロソフトとコストコ、全米で最も信頼される企業に｜2025年ブランド調査で高評価
最新の Axios Harris Poll 100によると、ワシントン州企業ではマイクロソフト（レドモンド）が全米で3位、Costco（コストコ：イサクア）が5位にランクインし、”Excellent” と評価されました。Nintendo America やアマゾンもトップ20入りし、”Very Good”（非常に良い）カテゴリに分類されています。一方、シアトルで創業したボーイングは88位と “Poor”（悪い）評価となりました。”Poor”のカテゴリには、Temu、ByteDance（TikTok）、UnitedHealth Group、Fox Corporation、Shein、Tesla Motors、Meta（Facebook）などもランク入り。最下位の “Very Poor” のカテゴリには、全米98位の X（旧 Twitter）、全米99位の The Trump Organization、全米100位の Spirit Airways がランク入りしています。
ベルビューで道路が陥没｜水道管破裂が原因
ワシントン州ベルビューで26日、148th Avenue NEとNE 20th Streetの交差点付近で水道管が破裂し、道路に陥没（シンクホール）が発生しました。KIRO7などによると、26日夜にはこの陥没事故により停止していた給水が復旧し、影響を受けた事業者への水道サービスが完全に再開され、道路も27日朝の通勤時間に間に合うよう全面開通しました。しかし、ベルビュー市は道路の舗装の荒れが原因で運転には注意を呼びかけており、現場周辺では今後もしばらく工事が続く見込みです。
シアトルで対立集会が衝突に発展｜キャピトル・ヒルで23人逮捕
シアトルのキャピトル・ヒルにあるキャルアンダーソン・パークで、キリスト教系プロライフ団体「MayDay USA」が集会を開催。これに対抗して、LGBTQコミュニティの支持者による抗議集会が同時に行われましたが、双方の緊張が高まり、複数の小競り合いが発生。シアトル警察が出動し、暴力行為により23人を逮捕しました。ハレル市長は「シアトルはLGBTQ+コミュニティを歓迎するインクルーシブな都市であり、特に偏見や不正義にはトランスジェンダーの隣人と連帯する」との声明を出しました。また、市長は、今回の極右集会はシアトルのLGBTQ+の中心地で対立を煽る目的で開催されたとし、平和的な抗議こそが市の価値観を体現する手段であるとも述べました。一方、対抗デモにアナーキストが紛れ込み、暴力を扇動したためシアトル警察が出動し、主催者にイベントの終了を早めるよう求めたと説明。市長は今後、会場選定の適正性を含めた公園局の審査や警察の報告書作成を指示するとともに、暴力に訴えず声を上げた市民に感謝を述べました。
