ワシントン州の出産年齢 2023年の平均は30.3歳
CDC(疾病予防管理センター)の暫定データによると、2023年にワシントン州で生まれた子どもの約57%は、母親の年齢が30歳以上であることがわかりました。これを最初に報じた AXIOS Seattle によると、2023年にワシントン州で出産した女性の平均年齢は30.3歳で、全国平均の29.6歳を上回っています(出産の33%は30~34歳、19%は35〜39歳、ほぼ5%は40歳以上の女性)。また、AXIOS San Francisco によると、2023年にカリフォルニア州で出産した女性の平均年齢は30.7歳で、ワシントン州を少し上回っています。35歳になった後の妊娠は通常、「高リスク」と見なされてきましたが、ワシントン大学の UW Medicineの母体胎児医学の助教授 Alisa Kachikis氏は「より多くの人がキャリアを確立してから子どもを持つことを選んでいるので、妊婦が35歳以上であることは珍しくない」「流産を含むリスクは、35歳と比べ、40歳以降に大幅に増加しますが、妊娠した時に妊婦が健康であれば、年齢はおそらく要因ではないだろう」といった解説を紹介しています。高齢で出産する女性は、長い間、妊娠と母性に関する議論でスティグマに直面してきましたが、一部の研究では、35歳以上で妊娠することが、閉経後の脳力の向上やジェンダー賃金格差の縮小につながる可能性が示唆されています。
シアトル市立図書館、6月4日まで断続的に閉館することを発表
シアトル市立図書館は、6月4日(火)までの間、ほとんどの分館で断続的な休館を予定していると発表しました。これは、人手不足による予定外の休館を減らすため。詳細は
アメリカのタックス・リターン(確定申告) FBAR について
ワシントン州日米協会スモールビジネス部のポッドキャストで、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)への Foreign Bank and Financial Accounts(FBAR)について、改めて紹介されていました。もしまだやったことがないという方は、ファイナンシャル・アドバイザーや会計士に問い合わせるよう勧められています。
シアトル・レストラン・ウィーク 4月14日から2週間にわたり実施
シアトル地域の飲食業界を盛り上げるためのキャンペーン、シアトル・レストラン・ウィークが4月14日(日)から2週間に渡り実施されます。シアトル市内近郊の広範囲なエリアにあるレストラン、バー、カフェ、フードトラック、そしてポップアップ店が参加し、特別な価格でキュレーションされたメニューが提供されます。
ワシントン大学、AI(人工知能)分野で1億1000万ドルの日米パートナーシップへの参加を発表
ワシントン大学は9日、米国と日本の大学と民間企業が参加する AI(人工知能)分野での研究、起業、人材育成、および社会実装の推進を目的とした日米パートナーシップに合意したことを発表しました。このパートナーシップは、米国と日本の強い結びつきをさらに深め、人工知能のイノベーションと技術的な突破をリードし続けるための取り組みの一環。参加大学は、ワシントン大学(UW)、筑波大学、カーネギーメロン大学、慶應義塾大学の4校で、ワシントン大学は筑波大学と、カーネギーメロン大学は慶應義塾大学と研究パートナーシップを組みます。NVIDIA、Amazon、Arm、Microsoft、および日本企業9社が総額1億1000万ドルを投資し、AmazonとNVIDIAはそれぞれさらに2500万ドルを投資するとも発表しています。
マイクロソフト、日本でのクラウドとAI事業、300万人のAI教育に29億ドルの投資を発表
Microsoft(本社:ワシントン州レドモンド)は、日本でのクラウドおよび人工知能インフラに今後2年間で29億ドル(約4400億円)を投資すると発表しました。さらに、AIのスキル向上プログラムを拡大し、今後3年間で300万人以上にAIのスキルを提供することを目指し、日本で初のマイクロソフトリサーチ・アジアラボを開設し、日本政府とのサイバーセキュリティ協力を強化するとのことです。これは、米国訪問中の岸田文雄首相と、マイクロソフトのブラッド・スミス社長、マイクロソフトジャパンの津坂美樹代表取締役社長の面談で発表されました。
300万人のAI教育について、マイクロソフトは、今後3年間で日本全国で300万人のフルタイムおよびパートタイムの人材のトレーニングに投資し、AIテクノロジーを構築して使用するために必要なスキルを身につけることを支援する計画です。これには、「Code; Without Barriers」プログラムの日本での拡大、AIを活用した仕事を希望する女性へのトレーニングの提供、国連訓練調査研究所(UNITAR)と提携し、AI、サイバーセキュリティ、デジタルスキルに関するコンテンツを無料で広く提供することなどが挙げられています。また、日本のAI開発者やテクノロジー企業向けにコースやリファレンスアーキテクチャを提供し、AI統合を推進する高度なAI専門家を育成すること、それにはマイクロソフトのAIコーディングアシスタント「GitHub Copilot」が使用されることや、Microsoft for Startups Founders Hubを通じてスタートアップ企業をリソース面で支援し、職業訓練学校におけるAIを中心としたプログラムの提供を支援することも含まれています。
シアトルのクルーズシーズン開幕 2024年の就航数は275回、乗客数は延べ170万人の見通し
今月6日、ノルウェージャン・クルーズラインの『Bliss(ブリス)』 がシアトルのピア66に入港し、2024年のクルーズシーズンが開幕しました。今シーズンは、シアトルとアラスカ間のクルーズが就航して25周年にあたります。Port of Seattle の海事部門によると、4月6日から10月28日までのシーズン中は、シアトルから275回のクルーズが出航し、延べ約170万人(個別の乗客数は80万人)の乗客が予想されています。
シアトル地域で日本食のチョイスが増える!丸亀製麺と天丼琥珀が開店準備中
讃岐うどんと天ぷらの『丸亀製麺』(まるがめうどん)が、シアトル・タコマ国際空港からすぐのタクウィラ市にあるウエストフィールド・サウスセンター・モールに開店準備を進めています。また、ベルビューでは、シンガポール発の天丼の店『天丼 琥珀』(てんどんこはく)が開店準備を進めています。詳細は以下の記事でご覧ください。