MENU

第51回 春に咲く球根の花壇

  • URLをコピーしました!
春に咲く球根の花壇
真知子・フォートさん

執筆者:真知子・フォート
2010年にワシントン州立大学のエクステンション・プログラムでマスターガーデナーの資格を取得して以来、コミュニティ・ガーデンや園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。自宅のスタジオではイケバナ教室を開講中。初級クラスはオンラインでも受講できます。お問い合わせは machikofa@gmail.com まで。

草月指導者連盟会員、草月シアトル支部ボードメンバー、インターナショナルイケバナシアトル支部ボードメンバー

年の瀬が近づき、庭の冬支度を済まさなくてはと思ってはいるものの、もう一つ、やりたいことが出てきました!

それは、球根から育つ花だけの花壇です。春に咲くさまざまな花の球根が至る所に植わっている我が家の庭は、今ではバラバラでインパクトが低くなってしまったので、もっと迫力のある花壇を作ろうと決めたのです。

春に咲く球根の花壇

この家に引っ越してきてすぐ、裏庭の芝生の真ん中に背の高いハンノキ(Alder tree)と、家のすぐ傍に背が高く太いカエデ(Big leave Maple)が植わっていたのを、プロの方に取り除いていただいたことがあります。その木の切口や根っこが長年かけて腐り、コンポストになったので、春に咲く花の球根を植える花壇にすることに決めて、球根探しを始めました。

「もうそろそろ、春に咲く花の球根セールが始まってもいい時期だけど」と、いつも贔屓にしているマリズビル市にある Sunnyside Nursery のオンラインニュースレターをのぞいてみると、以心伝心、40%オフ!あわてて買いに出ました。

ついでの買い物があったので、Fred Meyer に寄ると、花弁がダブルになっているスイセン(Double Trouble Narcissus)がなんと50%オフになっていたので、一箱買いました。

春に咲く球根の花壇

下記は、今回購入した球根のリストです。球根はそれぞれのパッケージに成長時のサイズや開花期などの説明が書いてあるので、よく読んでから、デザインを決めましょう。

  1. スイセン(15個 Large Cupped Narcissus、12~24インチ、開花期は早春から晩春まで)
  2. チューリップ(32個 Darwin Hybrid Tulips mix、20~24インチ、開花期は春の半ば)
  3. アネモネ(12個 St. Brigid Anemone、8~10インチ、開花期は春)
  4. スイセン(25個 Double Trouble Narcissus、14~16 インチ、開花期は春の半ば)

開花期の異なる、種類、サイズ、色もさまざまな球根を一緒に植えると、一種が終わると次の種が咲き始め楽しいので、計84個の球根を混ぜて、自然な牧草地(meadow)デザインにすることにしました。

パッケージをあけてみると、専門店で買ったのはオランダ産で良質、球根の説明も詳しく記載されていました。一方のスーパーマーケットで買ったものはアメリカ産、腐ったのも2~3個ありましたし、パッケージは立派でも、説明が詳しくありませんでした。少々高くとも、専門店の方が安心ですね。

球根を植え込む際の穴の深さですが、たいていの大きい球根(スイセンやチューリップなど)は6インチの深さで、小さい球根は(クロッカス、スノードロップ、ムスカリなど)3インチです。

適切な穴をあけたら、コンポストを土に混ぜ込んで、リン酸(P)が含まれている市販のボーンミールを穴の底に少々いれてから、尖った方を上に球根を入れて、土をたっぷりとかけてください。春に花がより大きく咲きますよ!

肥料の三大要素
窒素(N):元気な葉を作る
リン酸(P):花や実をつける
カリ(K):根や葉を丈夫にする

幸いなことに、その日は午前中から午後3時ごろまで雨が降らないとの予報で、あまり寒くもなく、一時間ぐらいでできてしまいました。植えた後は、水やりはしませんでした。雨が降るので、自然の恵みにお任せです。後は、春になるのを待つだけ。

チューリップの球根はリスが掘り起こして食べるようで、一年で消えてしまったことがあります。それ以来植えていませんでしたが、今回は花壇の周りを鹿よけの網で囲まなくてはと思っています。スイセンは年々増えて自然化し、手間もかからず、大好きです。

春に咲く球根の植え込みは11月下旬ぐらいまで。でも、12月初旬までは大丈夫かもしれません。

もう今から春が持ち遠しい!

Happy gardening!

掲載:2021年11月

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ