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Back to School! カウンセラーに聞く 新学期を迎える子供のケア

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学齢期に入る子供のケア

親に「英語が話せないのに大丈夫か」「子供と離れてさびしい」といった気持ちがあると、子供は敏感に察するもの。「最初はドキドキするけれど、お父さんもお母さんも先生もちゃんと助けるし、○○ちゃんは勇気があるから大丈夫だよ」と送り出しましょう。子供の表情、行動の変化に注意してください。ハイパーだったり、トイレを失敗したりするのは不安の反映かもしれません。子供が親に話しやすい環境を維持することも大切です。

中高生のケア

中学校では、科目ごとに教室が違うなどシステムの違いに慣れること、そして友人関係の2点が大きな課題に。英語力の要求度も上がるので、英語を苦手とする親が英語での宿題のお手伝いが難しくなる時期です。また、反抗期が始まる年齢でもあります。落ち込んでいる様子でも、子供が話したくない時にはしつこく問い詰めず、「話したくなったら聞くからね」というメッセージを送って見守りましょう。

高校に入ると、先輩との上下関係など悩みは尽きません。学業は高校のカウンセラーに相談し、友人関係は課外活動での交流を増やすなど対策を。反抗しがち、怒りっぽい、いつも寝ている、引きこもり、登校拒否などの鬱症状にも注意してください。

大学生のケア

授業への積極的参加、膨大な提出物、読書量が必要な大学生活を乗り切るには、高校時代から長所を伸ばしつつ、苦手な部分を子供自身が自覚し、親に頼らずに問題解決できるようになっている必要があります。

州によってはアジア人への理解も少ないのが現状で、日本の大学に入っても逆カルチャーショックは相当なはず。自分のアイデンティティを見つめる良いチャンスと捉えることもできます。大学生活がいろいろな理由でうまく行っていない場合、アメリカでは一度社会に出てから大学に行ったり、専攻や大学を変更したりと選択肢は多いので、別の選択もできることを子供に示すのも一案です。

【回答者】スタジオ・みね カウンセラー 高田ディル峰子さん
Mineko Takada-Dill, MA, LMHC, ATR
Studio Mene Art Therapy and Counseling Services
ベルビューのオフィスで、一般の大人向けほか、育児・教育、家族関係の相談に応じ、アートや遊びを交えての子供向けカウンセリングも提供。日本語補習学校で、生徒・家族との教育相談も行う。

掲載: 2014年8月 取材・文: ハントシンガー典子

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