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Kendall Katwalk – めったにないほどさまざまな山の表情が見られるトレイル

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りか・ラックさん

「晴れの日は、アウトドア天国のワシントン州を大いに楽しむ!」がモットーのりか・ラックさんに、大自然を満喫できるおすすめトレイルを紹介してもらいました!

りか・ラックさんのプロフィールはこちら

トレイルの概要・みどころ

Kendall Katwalk

Rock Gardens から見る壮大な山々の眺めは、ここまで上がってきたご褒美

このトレイルは、北はカナダから南はメキシコまで、全長2,663マイル (4,286 km)の Pacific Crest Trail (PCT)の一部です。

年に何十本かのトレイルを歩いていますが、こんなにさまざまな山の表情がひとつのトレイルで見られる場所は、あまりありません。

Kendall Katwalk

3フィートくらいの幅しかない Katwalk からの眺めは、あまりの高さに足をすくわれるよう

出発は早朝。始めの2.6マイルくらいは、夏は青々とした緑と霧に包まれて潤おう静かな森です。ピカ(鳴きウサギ)の声が響く岩々の間を通り抜けて行きます。

その先、Commonwealth Basin Trail との合流点に達したら、右手へ登る PCT に沿って Kendall Peak を目指します。スイッチバックが増えますが、少しずつ視界が開けてきて、春から夏にかけては色とりどりの野花が見られます。この日は、この辺りで一気に晴れて、暑くなりました。夏はかなり汗をかくので水をたくさん持っていきましょう。さらに1マイルほど行くと、Rock Gardens と呼ばれる急斜面の岩場&草原みたいな場所に出ます。右手には Kendall の山の背が高くそびえ、左手には「ここはスイス?」と思わせられるような山々が顔を出してきます。慣れている人達なのでしょうか、この Kendall の山の背に向かって岩場を直接登っていく人達にびっくりさせられました。でも、ここは普段は落石、冬には雪崩のメッカとして有名な急斜面なので、トレイルから外れないようにしましょう。

Kendall Katwalk

夏は真っ赤な肌を見せるRed Mountainも、冬は一面の銀世界。自然の厳しさを感じさせられる

さらに進むと、正面の地平線上にオレンジ色をした Red Mountain が顔を出します。かなり高い所まで登って来たな~と感じる景色。トレイル沿いの岩も銅が混じったような赤茶色に変わり、夏の暑い時でも空気が冷たく気持ちがいいです。出発地点から5.5マイルのところまで来たら、いよいよ海抜約5,400フィートの高さにある、Katwalk と呼ばれる岩壁をダイナマイトで吹き飛ばして作られた崖っぷちの細いトレイルに達します。そこから見られる景色は、壮大の一言。ここまで登ってきたのが報われる瞬間だと思います。運が良ければ山羊(マウンテン・ゴート)が岩場を渡り歩く姿を見られることも。Katwalk を歩いて渡るもよし、景色を見ながらランチを食べるもよし。ただ、フェンスもガードレールも何もないので、走り回ったり危険なことはくれぐれもしないように。冬から春先までは雪もあって危険なので、渡ることはお勧めしません。

この Katwalk で折り返すと、ちょうど往復11マイルです。夏は、ここからさらに2マイルほど行った Ridge Lake と Gravel Lake の側でテントを張ってキャンプができます。Ridge Lake の南側がキャンプには最適と言われているので、今年の夏はぜひキャンプにも挑戦してみたいな~と思っています。

トレイル基本情報

Kendall Katwalk

「ピカーッ」という鳴き声の聞こえた方角を見ると、
体長15センチくらいの小さなピカが顔を出した

トレイル番号 Washington Trails Association #2000(Pacific Crest Trail)
難易度 中級~上級
ハイキング往復距離 Kendall Katwalk まで往復約11マイル(約17.6キロ)
所要時間 5~7時間 (歩く人のペースによります)

シアトル/ベルビューからの行き方

  • シアトルから1時間30分、ベルビューから1時間
  • 最寄りの高速道路出口:I-90 East の Exit 52
  • I-90を東へ向かい、52番出口を降りて左折。100メートルほど行ったら右折。Pacific Crest Trailのトレイルヘッドの駐車場に駐車できます。

必要な許可証(permit)

  • Northwest Forest Pass (年間を通じて必要)
  • パーミットは予告なく変更されるので、事前に確認すること。詳細はこちら
  • ※犬は紐でつないでいる場合のみ同伴可。

トレッキングやハイキングは、十分に調査・準備して行きましょう。想定外の事態が発生することもあり得ますので、素晴らしい思い出を持ち帰れるよう、できる限りの安全対策を講じて臨みましょう。『THE MOUNTAINEERS TEN ESSENTIALS』を忘れずに。

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