シアトルを舞台に友情と自己表現をテーマに描いたインディペンデント映画『Humpday(ハンプデイ)』。地元俳優を多く起用し、ユニバーシティ・ディストリクトの住宅街やシアトルの公共交通など、リアルな街の姿が映し込まれています。
- ジャンル:コメディ
- 公開年:2009年
- 監督:リン・シェルトン(シアトル出身)
- 出演:マーク・デュプラス、ジョシュア・レナード、アリシア・デルモア、リン・シェルトン
- レーティング:R
- 公式サイト:www.magpictures.com/humpday
- 受賞歴:2009年サンダンス映画祭 特別審査員賞
目次
あらすじ
約10年ぶりに再会した旧友アンドリュー(ジョシュア・レナード)とベン(マーク・デュプラス)。堅実な家庭生活を送るベンは、自由奔放なアンドリューの生き方に引き込まれ、酔った勢いでシアトルの情報誌『The Stranger』主催のアマチュア・ポルノ映画祭『Hump!』に同性愛をテーマにした作品を出品しようと計画する。異性愛者でありながら同性愛者を演じることに挑む2人は、ベンの妻アンナ(アリシア・デルモア)の理解を得ようと奮闘し、友情と自己表現の境界に向き合うことに。シェルトン自身もアンドリューの彼女役としてふしだらな女性を演じている。
シアトルでのロケ地
- 撮影は2008年夏にシアトルで行われました。
- ベンとアンドリューがバスケットボールをするシーンは、ユニバーシティ・ディストリクトの住宅街で撮影。
- メトロバスが通過する場面も登場し、シアトルの日常風景が作品の一部として取り込まれています。
- 主要キャストの多くはシアトル在住の俳優が起用され、リアルな地域性が作品に反映されています。
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監督リン・シェルトンについて
シアトルを拠点とした映画監督リン・シェルトンにとって、3作目となった『Humpday』はキャリア初期を代表する作品です。サンダンス映画祭で審査員特別賞受賞を機に注目を集め、翌2011年にはシアトルとサンファン諸島で撮影した『Your Sister’s Sister』を発表。2012年にはサンダンスやシアトル国際映画祭でも上映されました。その後も数々の作品を発表しましたが、2020年5月に血液疾患で死去。享年54歳。
作品の着想となった『Hump!』は、シアトルのオルタナティブ誌『The Stranger』が主催するアマチュア・ポルノ映画祭。2005年に始まり、リン・シェルトン監督自身も2007年度に同映画祭に出席しています。

