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第147回 2026年1月から養育費(Child Support)の支給額が変更

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ワシントン州では、州議会で可決された House Bill 1014により、2026年1月から養育費(Child Support)の算定基準が改定されます。

2025年までは、ワシントン州法 RCW 26.19.020に基づき、養育費を支払う親の月収入の上限は $12,000 とされています。しかし、2026年1月以降は、この上限が$50,000に引き上げられます。

これにより、支払い義務のある親の月収が$12,000以上 の場合、受け取る側の養育費が増える可能性があります。

目次

支給額の具体例

例:月収 $30,000 の親の場合

2025年まで
○ 子ども1人:月 $1,573
○ 子ども2人:月 $2,380

2026年以降
○ 子ども1人:月 $2,966
○ 子ども2人:月 $3,870


例:月収 $50,000 の親の場合

2025年まで
○ 子ども1人:月 $1,573
○ 子ども2人:月 $2,380

2026年以降
○ 子ども1人:月 $3,916
○ 子ども2人:月 $6,116

一方で、連邦貧困指針の180%以下の収入の親については、養育費の支払い額が月$50に軽減される仕組みが維持されます。

養育費の変更手続きについて

  • 月収が$12,000以下 で、かつ連邦貧困指針の180%以上の収入がある場合
    → 今回の改定に伴う養育費に変更はないので、裁判所に申請をする必要はありません。
  • 月収が$12,000を超える親 に対して養育費の増額を求める場合
    → 支給額は 自動的には変更されません。

養育費変更の申請を裁判所に提出し、新しい支払額が反映された裁判所命令を取得したうえで、その金額を請求する必要があります。

2026年1月施行の新しい養育費額は、収入別にまとめられた表で確認してください。

シャッツ法律事務所
弁護士 井上 奈緒子さん
Shatz Law Group, PLLC
www.shatzlaw.com

当コラムを通して提供している情報は、一般的、及び教育的情報であり、読者個人に対する解決策や法的アドバイスではありません。 読者個人の具体的な状況に関するご質問は、事前に弁護士と正式に委託契約を結んでいただいた上でご相談ください。

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