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アメリカでの出産を考えている女性のために 第2回 妊娠・出産に備えて(2)

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ナースプラクティショナー・助産師・看護学博士
押尾 祥子さん

Sachiko Oshio, CNM, PhD, ARNP

Nadeshiko Women’s Clinic

【メール】 info@nadeshikoclinic.com
【公式サイト】 www.nadeshikoclinic.com
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しておいた方が良い検査と予防接種

血液の病気、甲状腺異常、糖尿病、てんかんなど、何か持病があって薬を飲んでいる人は、その病気が妊娠に影響しないか、飲んでいる薬が妊娠に影響を与えないか、主治医に確認しましょう。手術をしたことがある人も、今後の妊娠に影響がないかどうか確認する必要があります。

また、妊娠をする前に、以下の検査をしてもらいましょう。
1)血液:血液型、血液型の抗体、貧血の検査、B型肝炎、梅毒、HIV、風疹の抗体値
2)尿検査:糖、ケトン、病原菌
3)結核の検査
4)子宮がんの検査、クラミジア、淋病
5)子宮、卵巣の内診

風疹に抗体がなければ、予防接種を受けておきましょう。ただし、その後約1ヶ月は避妊をする必要があります。

医療保険

医療保険には、妊娠する前に入りましょう。妊娠してからでは出産費用は払ってもらうことができません。最終的に有効になるまでしばらくかかる場合があるので、早めに手続きをする必要があります。

医療保険に入ったら、”Maternity Benefit” の内容をよく見ておきましょう。自分が負担する “deductible” “co-pay” “out of pocket maximum” のシステムと金額を理解する必要があります。グループ・ヘルス(Group Health)はメンバー制ですので、メンバー以外は利用することはできません。また、この保険はグループヘルス以外の病院や医師・助産師を利用することができないのが普通です。

ワシントン州の DSHS(Department of Social and Health Services)の医療保護は妊娠中でも加入できますが、加入するには収入レベルに上限が設けられていますので、収入が上限を上回っている場合は加入することができません。また、DSHS の医療保護を受け付ける小児科医は非常に少ないため、小児科のみ他の保険を購入することも考えられます。

掲載:2005年11月



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