シアトルでは、日本の歴史・文化・芸能・現代文化を紹介し、楽しんでもらうイベントがいろいろあります!アニメの祭典 Sakura-Con に始まり、伝統や芸能が中心のシアトル桜祭り、そしてレイク・ワシントンの東側のイーストサイドにあるベルビューでは、夏にジャパンフェア、秋にジャパン・ウィークも開催されます。日本文化を紹介したい方、日本文化を体験したい方、子どもに日本文化に触れてほしい方、必見です。
4月5日(土):Japantown Seattle Sakura Matsuri ジャパンタウンさくらまつり
日本から最初の移民が移住した1880年代から、日本がハワイの真珠湾を攻撃した約2カ月後の1942年2月19日にルーズベルト大統領が日本人と日系アメリカ人の強制収容を命じるまで、現在のインターナショナル・ディストリクを中心とした「日本町」が栄えていたのをご存知ですか?

現在、South Main Street と South Jackson Street を中心とした小さなエリアが「シアトル・ジャパンタウン」となり、現在にその歴史を伝えています。毎年春に『SAKURA MATSURI Community Day』が開催され、飲食店やショップで桜をテーマにしたスイーツやクラフト、特別セールやライブミュージックが楽しめます。シアトルの一番古い姉妹都市・兵庫県神戸市の名前が付けられた Kobe Terrace Park では桜が満開です。
2025年4月5日(土)には、午後2時から午後4時まで Panama Hotel Tea & Coffee でライブミュージックが楽しめるほか、Zakka-ya で Candle Momo によるワークショップ、歴史的な Nippon Kan Theatre のオープンハウス(正午〜午後2時:要予約)、Kobo at Higo での MJC と Setsuko Pastry によるスイーツ販売など盛りだくさんです。詳細は下記の公式サイトでご覧ください。

4月11日(金)〜4月13日(日):Seattle Cherry Blossom Festival シアトル桜祭り

日本と日系アメリカ人の伝統文化や現代文化、歴史や芸能、武道、シアトル地域の日系アメリカ人コミュニティや日本人コミュニティなどを紹介するお祭り。

1976年に三木武夫首相(当時)が米国建国200周年を祝ってシアトルに千本の桜を贈ったことがきっかけとなり、同年5月8日にシアトル南部のスワード・パークで最初の桜祭りが行われました。
その後、1979年になって会場をシアトル・センターに移し、世界各地からやって来た移民コミュニティの祭シリーズ 『フェスタル』 の最初のイベントとなりました。
4月18日(金)〜20日(日):Sakura-Con サクラコン

アメリカ北西部最大のアニメ・コンベンション。2024年で27周年を迎えます。アメリカ各地や日本などからさまざまなスペシャル・ゲストが参加し、毎年23,000人以上の参加者が集まります。
さまざまな商品が購入できるブース、コスプレのコンテスト、写真撮影ブース、コンサート、ワークショップ、シアトル市内近郊で活動している伝統芸能グループによるパフォーマンスなど盛りだくさんです。
5月4日(日):子どもの日

ワシントン州日本文化会館(JCCCW)恒例の子ども向けイベント。日本の祝日の「子どもの日」にちなんで開催されます。毎年異なるテーマで行事や遊びを体験でき、太鼓や琴の演奏、武道や茶道の実演、紙芝居、ラジオ体操、子供の浴衣ファッションショー、食品販売など、盛りだくさんな内容です。
7月12日(土)・13日(日):Japan Fair ジャパンフェア
日本の伝統と今を紹介・発信するジャパン・フェア。シアトル地域で活動している企業や団体、アーティストなどによるブースでは、芸術や文化を学んだり、さまざまな商品が販売されます。また、シアトルを拠点に活動するグループなどによる合唱、武道、太鼓、ダンスのパフォーマンス、着物のファッションショーなどが楽しめるようになっています。け花や茶道、盆栽のデモンストレーションが行われます。
10月11日(土):Japan Week ジャパンウィーク
ベルビュー・カレッジの学生が中心となり、楽しみながら「日本文化」を伝え、学ぶイベント 『ジャパン・ウィーク』。2025年で9周年を迎えます。日本映画の上映に始まり、武道や茶道、華道、書道の実演や体験、坐禅、折り紙、囲碁、俳句、カラオケ部屋、紙芝居、太鼓の演奏、日本舞踊、尺八、三味線、コーラス、蚤の市など、さまざまな催しがラインアップしています。