新型コロナウイルス感染症ワクチンの1回目の接種から3週間後、2回目の接種を受けてきました。
場所は1回目と同じくバージニア・メイソン病院にアマゾンが本社キャンパスのイベントセンターを会場に提供して運営されている集団予防接種センターで、『Amazon SuperVax』と呼ばれているところです。
2回目の接種と言えば、副反応(side effects)がよく話題になりますね。強い副反応があった人の話を聞いた人が2回目の接種を避けるということも報道されていましたが、私は2回目も受けることで感染したり重症化したりするリスクを下げるという方法以外は考えませんでした。
さて、2回目の接種の予約は、1回目の接種が終わったその場で3週間後の日曜日に確定。勝手に決められたのですが、旅行などの予定もない今、いつでもオッケーですね!
予約日時の前々日、前日と、スマホにテキストでリマインダが送られてきました。日時、会場、会場までの地図へのリンク、ペットは同伴できないこと、予約時間になるまで来場しないこと、予約をキャンセルまたは変更する場合のリンクが含まれていて、とても便利。
予約は午前9時。接種が終わったら散歩をしようと、家族全員で会場へ。でも、接種を受けない人を同伴することはできないので、会場の前で降ろしてもらい、近くで待っていてもらいました。
2回目と同じく、会場では複数のスタッフさんたちに “Welcome!” “Good morning!” “Thank you for coming!” と明るく出迎えられました。
1階の最初のチェックインでスマホに送られてきた予約のリマインダを見せて、手首に紙製のリストバンドをつけてもらい、2階の二つ目のチェックインへ。途中でトイレに行きましたが、マスクとフェイスシールドと手袋をした人が洗面台のあたりを拭き掃除していました。
2回目のチェックインも、スマホに送られてきた QR コードをスキャンしてもらって、秒速で完了。並ぶ間もなく順番が来て椅子に誘導されました。
今回は医師の女性で、”Nice T-shirt!” “Thanks!” と、またアメリカらしいスモールトークがありました。私はちょっと緊張していたみたいで、 “Relax your arm…” と言われ、ハハと苦笑いした数秒のうちに接種完了。
“Just rest overthere for 15 minutes and you are done! Thank you for getting vaccinated!”
“Thank you for all your help!”
接種を受けてから15分待機するスペースに移動して座っていると、前回と同じく、スタッフの方が体調を確認してくれたり、質問はないかと聞いてくれたりするので安心でした。
また、今回も明るい音楽が流れていて、雰囲気は終始ポジティブ。15分が過ぎて、待機場所から駐車場に向かうまでの間も、”Congrats!” と、あちこちから声をかけられました。
日中は特に体調に変化はなく、食欲が落ちたりすることもありませんでしたが、喉が渇いて、その日だけで32オンス(約950cc)以上の水を飲みました。夜になって、接種した方の腕が痛くなったものの、朝まで熟睡。翌朝はいつもと同じ時間に目が覚めましたが、体全体がだるかったので、無理せず休むことにしました。次に目が覚めたのは昼過ぎ。そのまま特に何もせずだらだらと過ごしているうちに、夕方にはだるくなくなり、たまっていた仕事をする元気が出てきました。
その夜は早く寝て、2日後にはいつも通りとなりました。
ワシントン州保健局によると、5月19日時点でワクチン接種を完了している16歳以上の住民は州全体で48.78%、シアトルのあるキング郡では57.53%に達しています。
CDC(疾病予防管理センター)によると、米国では21日の時点で1億6千万人以上が初回接種を終え、1億2千万人以上が接種を完了しています。
ワシントン州でのワクチン接種に関する情報は、ワシントン州保健局やお住まいの郡の公衆衛生局の公式サイトで確認できます。また、ワクチン接種の予約に関してはワシントン州保健局が運営する Vaccine Locator があります(日本語を含む30言語以上に対応)。現時点では、予約がいらないところも増えてきています。