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ワシントン州のベーカー・リバー 紅鮭の遡上量が過去最高に増加

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サーモンの個体数の復活を目指す取り組みが続けられているワシントン州。今年はサーモンが産卵に戻る川の一つのベーカー・リバーで、記録的な数のソッカイ・サーモン(紅鮭)が遡上していることがわかりました。

ベーカー・リバーは、ワシントン州スカジット郡中北部の町コンクリート近郊を流れるスカジット・リバーの支流で、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)が、アッパー・スカジット部とスウィノミッシュ族と共同で管理しています。

WDFW によると、1985年には100尾以下まで減少した遡上量が徐々に回復しており、今年は2015年の51,074尾という過去最高記録を上回る65,000尾以上と推定されています。

しかし、遡上量は4年連続で予想を上回りましたが、太平洋岸北西部の紅鮭は変わりやすい海洋気候と厳しい淡水条件に直面し続けています。今後も保護のためのアプローチを続けると同時に、孵化場での生産の増加、より自然な産卵をサポートするための生息環境の回復など、保護に最も適切な次のステップを決定するための調査が進められます。

ピュージェット・サウンド・エナジー社(PSE)が運営するローワー・ベーカー・リバー・ダムの上流のフィッシュ・トラップで捕獲された魚は、孵化場での繁殖に利用されるか、自然産卵のために放流されます。

十分な量が確認された場合は、ベーカー・レイクでのレクリエーションの釣りが許可されますが、今年は7月4日までに前例のない14,000尾以上もの紅鮭が捕獲されたことから、ベーカー・レイクでの釣りは1週間早い7月8日に解禁され、その1週間後には1日3匹までの制限が5匹に引き上げられました。

また、WDFWと協力して沿岸保護協会(CCA)が主催したベニザケ釣りダービーも好評で、200匹のタグ付き魚が賞品の対象となったとのことです。

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