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ウディンビル市の再開発で、ナーサリーのMolbak’sが閉店を発表

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1957年の創業以来、ウディンビル市の中心的存在として親しまれてきたガーデニング専門店『Molbak’s Garden + Home』(モルバックス)が、閉店を発表しました。

Molbak’s

ウディンビル市のダウンタウンでは “The Garden District” と銘打った再開発が進められていますが、モルバックスは先月末、「再開発を行っているグリーン・パートナーズ社(Green Partners, LLC)により、その計画から撤退させられることになった」と発表。その後、歩み寄りの交渉を続けていましたが、12月18日付のニュースリリースで、それが不成功に終わったことが発表されました。

「残念なことに、これは、私たちの望むような企業、地域資源として事業を継続できるような、財政的に実行可能な選択肢がないことを意味します。さまざまな可能性を検討し、モルバックファミリーと大いに話し合った結果、私たちにはもはや進むべき道がないと判断しました」

「私たちの主な目標は、従業員、業者、顧客を尊重し、誠実に閉店することです。また、モルバックスの歴史、影響力、喜びを称える方法を見つけたいと思っています。現在、移行計画に取り組んでおり、1月初旬に詳細を発表する予定です」

グリーン・パートナーズ社は、ビル・ゲイツ氏のファミリー・オフィスであるカスケード・インベストメント(Cascade Investment, LLC)と提携しています。

ニュースリリースによると、再開発計画では、19エーカー以上もある土地を自然豊かでサステナブルなコミュニティに変貌させ、新しいモルバックスはその中心としてなるべく、2008年以来、グリーン・パートナーズと密接に協力してきました。しかし、ここに至って、計画はモルバックス抜きで進められるようです。

1957年にデンマークから移住したモルバックス夫妻は、大好きなガーデニングをベースに起業し、今年で67周年を祝ったところでした。同社は、今後数週間かけて営業を停止し、閉店する計画を策定することを予定しているとのこと。モルバックスのない “The Garden District” とは、いったいどのようなものなのか。ウディンビル市の公式サイトには、12月19日現在、 『The Gardens District(Molbak’s)』と掲載されています。

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