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エルニーニョ(El Niño)は北半球の2024年春まで続くと予想 国立気象局

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ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局)は12日、エルニーニョ(El Niño)は北半球の2024年春まで続くとの予想を発表しました(2024年3月〜5月の可能性は80%)。引き続き、エルニーニョ注意報(El Niño Advisory)が出されています。

また、最近の観測結果や NMME を考慮すると、11 月から 1 月にかけて、少なくとも 75-85%の確率で気温が季節平均で 1.5℃以上となる「強い」現象が発生する可能性があります。なお、2015〜2016 年と1997〜1998年(季節平均2.0℃以上に匹敵する「歴史的 に強い」現象が発生する確率は10分の3です。

「エルニーニョ現象が強まれば、エルニーニョに関連した 気象異変が発生する可能性は高まりますが、必ずしも局地的 に強い影響をもたらすとは限りません。今後の季節の気温と降水量の確率については、CPC の季節見通しを参考にしてください」

ナショナル・ウェザー・サービスのシアトルオフィスは、「ワシントン州西部のエルニーニョの冬は、通常、平年より暖かく、乾燥します。太平洋岸北西部では、エルニーニョは春には冬ほど大きな影響がない」と、X(旧ツイッター)に投稿しています。

海洋と大気の状況は、気候予測センター(Climate Prediction Center)のウェブサイトで毎週更新されています。また、ENSOブログでも、その他の見解や分析を見ることができます。

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