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ディープフェイクによる選挙操作 ワシントン州務長官も警告

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ニューハンプシャー州で、有権者がジョー・バイデン大統領の声を模倣した偽の電話を受け取ったという報道を受けて、ワシントン州のスティーブ・ホブズ州務長官は、ディープフェイクが選挙と投票に対する継続的な脅威をもたらしていると警告しました。

ディープフェイクとは、人工知能(AI)によって作られた画像、動画、音声のこと。NBCニュースが公開した録音ではバイデン大統領の声が使われ、ニューハンプシャー州で23日に行われる予備選挙に投票するより、「11月の予備選挙まで投票を控えるように」と訴えています。

ワシントン州の大統領予備選挙は3月12日。全国の一般選挙投開票日である11月5日に向けて、こうした悪意のあるディープフェイクの利用がさらに拡大される可能性があります。

1月22日付のニュースリリースで、ホブズ長官は「ニューハンプシャーの選挙活動での混乱した状況は、2024年に向けての氷山の一角に過ぎない」「これらの偽のメッセージはますます洗練され、本物と区別するのが難しくなる。有権者は警戒心を持ち続け、懐疑的でいなければならず、信頼できる情報源に頼って、正しくないと思われるものを確認する必要がある」と述べました。

ワシントン州では、ワシントン州内の政治活動によるディープフェイク広告が禁止されており、被害を被った候補者が損害賠償を求めることができます。また、偽造または工作したビデオ、画像、または音声の使用は開示しなければならず、開示しない場合は民事責任が生じる可能性があります。

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