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体験レポート: シアトルから日本に入国!2022年5月時点で「かなり無駄がなくなった印象」

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体験レポート:シアトルから日本に入国!

到着時の成田空港

新型コロナウイルスのパンデミック宣言が出されてから2年以上が過ぎました。日本の空港では、いかにも日本らしい紙ベースかつ人海戦術の水際対策から、空港検疫で実施している手続きの一部を専用アプリで事前に済ませられるようにするなど、入国時の検疫手続きの改善が見られます。2022年5月に半年ぶりに日本に入国した Kazue さんに、羽田空港での入国体験について伺いました。

– 羽田空港到着後の手続きはかなり改善

出発前に厚生労働省が要請する『ファストトラック』のアプリでパス(編集部注:審査完了)したことを確認していたので、羽田空港到着後の入国手続きはかなり改善されました。

半年前、機内で8ページの書類を読んで質問に回答してあったのに、あのとんでもない「関所コース」を10か所以上ぐるぐる回らされ、新しい書類で同じ質問を何度も繰り返され、膨大な量の書類をもらったり渡したり、またもらってまた渡したりしていた経験があると、かなり無駄がなくなった印象です。

それでもまだ改善点があるくらいですが、前回があまりにひどく、誰がどう考えても非効率的で無駄の繰り返しの極めだったため、今は「これなら耐えられる」という感じでした。

今回、検査器を渡された際、前回はその単純なことすら、まずパスポートを提示して(すでに7~8回目くらい)、書類を確認され、番号を確認されてからやっと受け取ったことを思い出しました。昨年は混んでいる時は4時間から7時間かかるという報告を聞いていたので、それと比べると私の時期と時間帯はずっと良い方だったのですが、それでもとにかく疲れて喉が渇いて辟易したものです。

でも、今回は、検査結果を待つ場所である146番ゲートに到着するまで40分くらいしかかかりませんでした。そこで30分ほどで結果が出たので、およそ70分ほどで解放され、その後の通常の入国と税関は10分とかからなかったことになります。

仕事でこの半年間に5カ国ほど入国しました。今でも日本の入国手続きが突出して面倒なことは間違いありませんが、かなり改善されたことは確かです。

ただし、私が利用したデルタ航空の羽田便は午後2時到着で、この時間帯は空いていますし、昨日は連休の中日で楽でした。これが夕方着だと、到着便がかなり多く、混雑の状態によっては私の場合よりも時間を要することになるかと思います。

– 空港を出た後も公共交通機関で移動

前回は、アメリカから到着すると公共交通機関を使うことすら許されていなかったので、数万円のハイヤーをお願いして、やっと都内の自宅に到着しました。

でも、今は3回ワクチンを接種していれば公共交通機関も利用できるようになっています。実際、私は4回ワクチンを接種しており、この3日間に二度のPCR検査で陰性が証明されています。

– 米国に戻る時に必要な検査は、ワシントン州の家庭用検査キット+25ドルで解決

体験レポート:シアトルから日本に入国!

連邦政府やワシントン州政府が無料で配布している 『iHealth』 の家庭用検査キット

前回の米国入国でも家庭用検査キットを使いましたが、今回は連邦政府やワシントン州政府が無料で配布している 『iHealth』 の家庭用検査キットを持ってきています。これに25ドルを支払って検査を予約し、オンラインで検査担当者とつながり、ビデオを通して検査を受けることができます。(編集部注:2022年5月5日時点で『iHealth』の検査予約は完売しています)

さらに安くできるところもあると聞きますが、検査所まで移動して待たされるだけでも面倒なので、私たちは家で気軽にこれを使う予定です。せっかく無料でいただいたものがたくさんあるので、今回使ういい機会です。

– ありがとうございました!

掲載:2022年5月

この体験レポートを通して提供している情報は、一般的情報であり、読者個人に対する解決策や法的アドバイスではありません。また、渡航条件は頻繁に変更されます。提供している体験談は、掲載時の個人的な体験です。読者個人の具体的な状況に関しては、利用する航空会社、政府機関の情報を確認し、各自の状況にあう対応をする必要があります。各個人の状況にあった入国前の準備や入国時・入国後の対策については回答できかねますので、あらかじめご理解ください。新型コロナウイルス関連の情報は、必ず連邦、州、郡、地方の公衆衛生機関、医療保健機関の公式サイトや公式ソーシャルメディアで最新の情報を入手するようにしてください。

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