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シアトルの治安

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シアトルは、昼間は一人で安全に歩くことができる場所でも、雰囲気がガラリと変わることがあります。人通りのない路地裏、犯罪が起きやすいと言われる地域を一人で歩かないようにしましょう。

もくじ

シアトル市内の犯罪データ

シアトル市内で報告された犯罪のデータや統計は、オンラインで公開されています。

2020年: 2019年に比べ、暴力犯罪は減りましたが、殺人事件は35件から52件に増加し、悪質な暴行は2717件から2768件に増加しました。また、放火や窃盗、車両盗難も2019年を上回りました。

2021年: 市全体の犯罪件数は2020年から10%(+4,209)増加し、47,743件となりました。強盗、悪質な暴行、自動車盗難は、5年間の加重平均と比較すると、著しく多い結果となりました。暴力犯罪は、悪質な暴行(24%増)と強盗(18%増)が増加したことで20%増(+874件)となりました。銃撃や発砲を含む悪質な暴行の報告件数は過去10年間で最多。窃盗(15%増)、自動車盗難(8%増)、放火(31%増)を含む財産犯罪は、2020年から9%増(+3,335)。窃盗で最も増えたのは、自動車の部品または付属品の窃盗(79%増)でした。

2022年:市全体の犯罪件数は2021年から4%(1,834件)増加し、過去最高の49,577件を記録しました。殺人・レイプ・強盗・悪質な暴行を含む暴力犯罪は4%増えています。財産犯罪では、放火と強盗は減少しましたが、窃盗と車両盗難は増加しました。悪質な暴行と自動車盗難 は、5年間の加重平均と比較すると、2022年に著しく高い結果となりました。

犯罪に巻き込まれたり、目撃した場合

犯罪に巻き込まれたり、犯罪を目撃したら、すぐに911に通報しましょう。

オペレーターの質問に答え、電話を切っても良いと言われるまで電話を切らないこと。警察が現場に到着するまで、きちんと具体的に対応することが必要です。もし英語を話せない場合は、911にかけ、”Japanese, please” と言えば、日本人の通訳が電話口に出てきてくれます。

日本と違って、アメリカには交番というシステムがありません。その代わり、警察が常時パトロールしています。

緊急でない場合は(206) 625-5011に電話しましょう。

安全のための注意事項

シアトル警察は、シアトルを訪問する人向けに、安全のための注意事項を掲載しています。

在シアトル日本国総領事館の『治安・安全情報』もご覧ください。

すり・盗難

すり、盗難のターゲットにならないよう、高価なものを身に付けて歩かないこと。また、きょろきょろしたり、ぼんやりしていると、すりにあいやすくなるので気を付けましょう。

空港、観光地、ショッピング・モール、レストランやカフェの店内など、人が集まるところでは注意が必要です。貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに預け、高額の現金は持ち歩かないようにしましょう。

また、バックパックなどには貴重品を入れないこと。ショルダーバッグなどに入れる場合は身体の前にバッグの部分が来るように斜めにかけましょう。ウエストバッグはひったくりにもあいやすいので、やめましょう。

荷物には常に注意を払い、人込みでは特にしっかりと抱えましょう。

公共交通機関で居眠りをしないことも大切です。

置き引きもあります。レストランやカフェ、ファストフード店、映画館などで、貴重品の入ったバッグを椅子に置いたまま席を離れないようにしましょう。また、椅子の後ろにかけたりするのも危険です。ひざに置くか、他人の手が届きにくいところに置きましょう。

盗難に遭ったら

盗難に遭ったら、警察に報告しましょう。保険でカバーされるとしても、警察への報告書の控えが必要になります。

シアトル警察
電話:(206) 625-5011
オンライン:オンラインフォーム(Online Crime Reporting)

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