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世界遺産ホー温帯雨林(Hoh Rain Forest)ガイド|苔むす森の見どころ・行き方を解説

©Olympic Peninsula Visitor Bureau
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ワシントン州オリンピック半島に広がるホー温帯雨林(Hoh Rain Forest)は、世界でもまれな温帯雨林のひとつで、ユネスコ世界遺産にも登録されています。オリンピック国立公園の中でも特に人気の高いエリアで、2024年だけで約45万人が訪れました。この記事では、ホー温帯雨林の見所や行き方を解説します。

ホー温帯雨林への道路 Upper Hoh Road は2024年11月の暴風雨で損傷してから工事のため閉鎖されていましたが、2025年5月8日に再開されることが発表されました。

目次

苔に包まれた神秘の森へ──ホー温帯雨林とは?

この地域の年間降水量は平均133.58インチ(約3,393ミリ)で、米国北西部の代表的な針葉樹ダグラスファーシトカトウヒなどの巨木が約300フィート(約100メートル)の高さまでそびえ立ち、幹や枝は苔に覆われ、森全体が緑に包まれています。

それもそのはず、ホー温帯雨林では1エーカー(約4,000㎡)に約2,700kgもの苔類や地衣類が生息していると言われており、倒木や岩の上にも命が宿っているような風景が広がります。

初心者でも楽しめるおすすめトレイル

©Olympic Peninsula Visitor Bureau

ホー温帯雨林を体験するには、実際にトレイルを歩いてみるのがおすすめです。

Hall of Mosses Trail(約0.75マイル/約1.2km)

「コケの殿堂」の名にふさわしく、コケに覆われた樹齢数百年の巨木を見ることができます。説明が書かれたディスプレイがあちこちに設置されていて、温帯雨林のさまざまな段階を学べます。

Spruce Nature Trail(約1.25マイル/約2km)

川沿いを歩きながら、新旧の雨林の姿が見られる学びの多いルート。解説パネルが点在しており、親子連れにも人気。

Mini Trail(0.25マイル/約0.4km)

入口周辺の短いトレイルで、時間がない方や足元に不安がある方におすすめ。

アクセスとおすすめの時間帯

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