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サンファン諸島:サンファン・アイランド

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サンファン諸島の中で2番目に大きく、最大の人口を擁するサンファン・アイランド。土地が肥沃なため、ネイティブ・アメリカンのコースト・サリッシュが5千年以上前から食料を集めるために訪れていたそうです。

サンファン・アイランドは、西はハロ海峡、東はサンファン海峡、南はファン・デ・フカ海峡に面しています。総面積は約55平方マイル(約143平方キロ)、人口は6,822人(2010年度国勢調査)。サンファンという名前は、この港の近くで羊の世話をしていたハドソンズ・ベイ・カンパニーの職員のジョー・フライデーにちなんでいるとされています。イギリスの測量船がこの地を訪れた後に作成した記録には、フライデーズ・ベイと記されていたそう。

サンファン・アイランドの中心は、ワシントン州フェリーとケンモア・エアが運航する水上飛行機の発着所があるフライデー・ハーバー市。市としてサンファン郡の一部となってから2009年で100周年を迎えました。

発着所周辺には、数ブロックにわたってショップやカフェ、レストランやギャラリーが軒を並べ、鯨について学べるホエール・ミュージアムやサンファン歴史博物館、ホエール・ウォッチングの発着所、コミュニティの催しが楽しめるサンファン・コミュニティ・シアターなどがあります。

この周辺を移動するなら、車よりもモーペッド(スクーター)やスクートカー(2人乗り)が便利。レンタルできる店があるので、チェックしてみましょう(予約可)。

北部のリゾート地、ロシュ・ハーバーとは10マイル(約16キロ)しか離れていないので、自転車で走るのもおすすめです。

もくじ

アクセス方法

ワシントン州フェリー
ワシントン州フェリーには、車・徒歩・自転車で乗船できる。車で乗船する場合、ピーク・シーズンの夏や祝日には数時間前に到着して並ぶ必要がある。シアトル側から乗船する場合の発着所は、フィダルゴ・アイランドのアナコルテス市。片道45分。

水上飛行機
ケンモア・エアによる水上飛行機。シアトル側から45~60分で到着。

ボート
自分でボートを操縦できる場合、フィッシャーマン・ベイに停泊できる。ここからロペス・ビレッジまでは0.5マイル(800メートル)だ。

主なイベント

  • 6月 サンファン・アイランド・マラソン、バレル・テイスティング、ガーデン・ツアー
  • 7月 サンファン・アイランド・フェスティバル、ラベンダー・フェスティバル
  • 8月 サンファン・カウンティ・フェア
  • 10月 ハーベスト・フェスティバル
  • 11月 ホリデー・マーケットプレース
  • 12月 サンファン・アイランド・ライト・フェスト、クリスマス・フェスティバル

見どころ

フライデー・ハーバー

サンファン・アイランド最大・唯一の市。ワシントン州フェリーの発着所となっており、2009年で市設立100周年を迎えた。発着所のすぐ隣はカネリー・ランディングという小さなモールで、本屋・コーヒー屋・ブティック・ギフト店・ツアー会社・サーフィン関連ショップなどがある。また、周辺には数ブロックにわたってショップやカフェ、レストランやギャラリー、スパや映画館、食料品店が軒を並べている他、鯨について学べるホエール・ミュージアムやサンファン歴史博物館、そしてコミュニティの催しが楽しめるサンファン・コミュニティ・シアターなどもある。ここからホエール・ウォッチングも出発している。

サンファン歴史博物館

フライデー・ハーバーにあるサンファン・アイランド歴史博物館。敷地内には、1894年に建てられてから1966年に寄付され博物館に改装された民家、馬車置き場、サンファン郡初の刑務所(1894年に建てられたもので、総工費は$234.50。1894年から1971年ごろまで実際に使用されていた)、1891年に建てられたログキャビンなど8棟の建物がある。

【公式サイト】sjmuseum.org

ホエール・ミュージアム

フライデー・ハーバーにある鯨の博物館。生物学的な見地から見た鯨に関する展示や、この地域に生息する鯨、人間との関係についての展示がある。鯨について知りたい人はぜひ足を運んでみよう。

【公式サイト】www.whale-museum.org

アメリカン・キャンプ – サンファン・アイランド国立歴史公園

サンファン・アイランドの領有権をめぐって対立していたイギリスとアメリカが1859年にブタが理由で緊張が高まったことを受けてアメリカが陣営を敷いた場所の跡地。もともとはキャンプ・サンファン・アイランドと呼ばれ、『Pig War』(ブタ戦争)が1872年に終了した後の1874年7月17日まで使用されていた。公園の入口には 『American Camp San Juan Island National Historical Park』 という看板がある。2009年7月25日・26日にはその100周年を記念する行事が行なわれた。ビジター・センターでは当時の様子を学べるビデオを鑑賞できる(15分)他、パーク・レンジャーに見どころを教えてもらったり、地図や資料をもらうことができる。園内ではハイキングやサイクリング、ピクニックが楽しめ、晴れた日にはマウント・ベーカーが見える。歴史散歩の詳細はこちら

【公式サイト】www.nps.gov/sajh/

イングリッシュ・キャンプ サンファン・アイランド国立歴史公園

サンファン・アイランドの領有権をめぐって対立していたイギリスとアメリカが1859年にブタが理由で緊張が高まったことを受けてイギリスが陣営を敷いた場所の跡地。アメリカがサンファン諸島を領土とすることが決定し 『Pig War』(ブタ戦争)が1872年に終了すると、イギリス軍は同年10月にこの陣営から撤退した。1967年に総面積119エーカーの陣営が国立歴史公園に指定された。当時の兵舎と食堂をあわせた建物が一棟のみ保存されており、イギリス国旗が掲げられている。ギフトショップがあり、当時の様子を描いたビデオを鑑賞できる。ビジター・センターにはペット・飲食物の持ち込みは許可されていない。

【公式サイト】www.nps.gov/sajh/

ぺリンダバ・ラベンダー・ファーム

島の南部にあるオーガニックのラベンダー・ファーム。2009年で10周年を迎えた。敷地内ではさまざまなラベンダーを栽培しており、エッセンシャル・オイルの抽出も行なっている。これらの花とエッセンシャル・オイルを使って作られたさまざまな商品をギフトショップで購入できる。また、ラベンダーのアイスティーやアイスクリームも楽しめる。

【公式サイト】www.pelindabalavender.com

ライム・キルン・ポイント州立公園

サンファン・アイランドの西側に位置する、3つの海峡を臨むこの州立公園は、岸から鯨を見ることができる場所として有名。灯台のそばには最後に鯨が確認された日時が発表されているのでチェックしてみよう。鯨が確認されたとの一報が入ると、インタープリティブ・センター(開館時間:毎日10am-5pm)は一時休業となる。園内ではピクニックが楽しめる。

クリスタル・エーカーズ・アルパカ・ファーム

約50頭の家畜動物アルパカ(alpaca)を飼育しているファーム。サンファン・アイランドのアルパカ牧場では最大規模だ。アルパカの毛を使った衣服やギフトを製造販売している。コートやセーター、ショールやスリッパなどさまざまな製品があるが、中にはアルパカの毛では最高級とされる生後初めて刈り取った毛(ベビー・アルパカ)で作ったセーターなどもあるので、チェックしてみよう。

【公式サイト】www.krystalacres.com

ロシュ・ハーバー

サンファン・アイランドの北部にあるロシュ・ハーバーは、フライデー・ハーバーよりも小さなリゾート。1890年代に石灰を生産していたロシュ・ハーバー・ライム・カンパニーの企業城下町として発展した。1950年代から観光地となり、現在はホテルが数軒とレストランが数軒ある、のんびりしたリゾート地となっている。カヤックなどのアウトドア・アクティビティも楽しめる。また、ロシュ・ハーバーの入り口には広い敷地に多数の彫刻を展示した、スカルプチャー・パークがある。インタラクティブな作品もあるので、じっくり見てみよう。

サンファン・アイランド・ヴィンヤード

サンファン・アイランドの東側を走るロシュ・ハーバー・ロードにある家族経営のワイナリー。33エーカーの土地に1996年に設立され、1999年にワインの製造が始まった。フランス北部とドイツと同じ緯度47度という気温の低い海岸気候にあるピュージェット・サウンド A.V.A.(アメリカ・ワイン栽培地域)で栽培できるブドウには限りがあるため、ここではマデレーン・アンジヴァイン(Madeleine Angevine)を使ったゲヴュルツトラミナー(Gewurztraminer)に似たワイン(年間200ケース)とシーガーレーべ(Siegerrebe)を使ったピノ・グリ(Pinot Gris)に似たワイン(年間350ケース)という涼しい気候に合ったブドウとワインの生産に特化している。また、ワシントン州東部のヤキマとコロンビア・バレーから買い付けたブドウを使ったシラーも人気が高い。テイスティング・ルームやギフトショップもあり。

【公式サイト】www.sanjuanvineyards.com

観光局・役立つリンク

San Juan Island Chamber of Commerce サンファン・アイランド商工会
San Juan Islands Visitors Bureau サンファン諸島観光局

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