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お土産にもおすすめ!シアトル発のキッズ用品

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Baby Legs(レッグウォーマー)

子供用のレッグ・ウォーマーや靴下、タイツなどを扱う 『ベビー・レッグズ』。主婦だったニコルさんが、発疹ができてオムツがはけなくなった娘サラちゃんを冷えから守るため、大人用靴下をレッグ・ウォーマーのようにカットして履かせたのがそもそもの始まりだったそう。周囲から好評を得たので起業したところ、有名人が愛用したことで瞬く間に「子供用のおしゃれアイテム」として人気を呼び、現在は日本を含む世界50カ国で販売されるまでに成長。

ワンサイズだが、赤ちゃんの頃は太ももまですっぽりくるんで足全体をけがや寒さから守り、歩けるようになればレッグ・ウォーマーとしてコーディネートを楽しみ、はけなくなったらアーム・ウォーマーとして使うなど、工夫次第で長く使い続けられる。おむつ交換の際にもタイツのように脱がせる必要がないのが便利。

オーガニック素材を使ったもの、肌触りにこだわったもの、 UV カット加工された夏にぴったりのメッシュ生地のものなど、好みや用途に合わせて選べるので、お気に入りの一足を見つけてみよう。

オンラインの他、『Birth and Beyond』 やバラードの 『Clover』、クイーン・アンの 『Urban Kids Play』 などでも購入できる。

Baby Legs
【公式サイト】www.babylegs.com

A Day at the Market(絵本)

シアトルの一大観光名所であるパイク・プレース・マーケットでの1日を描いた絵本 『A Day at the Market』。

作者のサラ・アンダーソンさんはこのマーケット内にある住宅に住んでおり、これまでに多数の受賞している児童文学作家だ。アンダーソンさんはワシントン州の名産品を販売しているメイド・イン・ワシントンのウェストレイク・センター店を訪れ、サインをしていくこともあるそう。この絵本では、マーケットの開店から、買い物客でごった返す日中、そして閉店する様子までを、カラフルな絵で追うことができる。

【サラ・アンダーソンさん 公式サイト】saranderson.com

Babymoon Pillow(”絶壁頭”防止に役立つ首枕)

1992年、SIDS(乳児突然死症候群)防止のためアメリカ小児科学会(AAP)が導入した “仰向け寝” キャンペーン。それにより SIDS で死亡する乳児は大幅に減少したものの、反対に乳児の斜頭症(絶壁頭)が増加。それを予防するために開発されたのが 『ベイビームーン・ピロー』 だ。

この画期的な枕の生みの親であるケリー・スーさんは、元ノードストロムのデザイナー。生後3ヶ月の娘に斜頭症の兆候があるという診断を受け、さまざまな商品を試してみたが、良いものが見つからなかったため自分でデザインしたという。斜頭症が進みやすい生後6ヶ月まではドーナツ型の枕で首と頭をサポートし、生後6ヶ月以降は枕の接続部分を外して首枕として使えるという優れものだ(26ドル~)。「ストローラーやカーシートで寝ている幼児の首を固定する時など、幅広い用途に使えます」とケリーさん。ケリーさんの娘も、枕を使用後、斜頭症がずいぶん改善されたという。綿またはポリエステル製で、洗濯機で丸洗いできるため手入れも簡単だ。

オンラインのほか、シアトル市内近郊ではマディソンにある 『バース・アンド・ビヨンド』 やベルビュー・スクエア内の 『バンプ』 などでも購入できる(公式サイトで取扱店の一覧を参照)。

Babymoon Pillow
【公式サイト】www.shopbabymoon.com

SwaddleDesigns(ブランケット)

包みやすさを追求した乳児用のブランケットなどを販売する 『スワドルデザインズ』。その機能性の高さに加え、洗練されたデザインも人気を呼び、アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブ達からも愛用されている。

CEO 兼デザイナーのリネット・ダミールさんは、元スウィディッシュ・メディカル・センターの看護師。その勤務経験を通して、乳児用ブランケットを自分でデザインすることを思いついたという。「従来のブランケットは長方形が主流でしたが、それでは包みにくいので、正方形のブランケットを考案しました」

大判で乳児を包みやすいだけでなく、手順をわかりやすく示したイラストも付いているので初めて使う人でも安心だ。肌触りが良く通気性も良いため、子供の睡眠をしっかりサポートしてくれる。カーシートやストローラーで使ったり、抱っこする時にかけたり、子供が遊ぶ時に床に敷いたりするなど、さまざまな状況で重宝するだろう。「ある程度成長したら、着られる(wearable)ブランケット(36ドル~)もおすすめです。ジッパーが上下についているので、おむつ替えの時にも邪魔になりません」とリネットさん。子供用の衣服や大人用のブランケットなどもあるので、公式サイトで見てみよう。

オンライン(海外発送可)のほか、キャピトル・ヒルの 『ブーティランド』 やユニバーシティ・ビレッジの 『キッズ・クラブ』 などでも購入可。おしゃれなので、プレゼントにもおすすめだ。

SwaddleDesigns
【公式サイト】www.swaddledesigns.com
【電話】(206) 579-0408

Mama K’s Aromatic Play Clay(自然素材の粘土)

オール・ナチュラルでグルテン・フリーと、子供が安心して使えるのが、ママ・ケーズから発売されている粘土だ。集中力を高めるアロマの効果を利用するという発想は、2児の母親であるカリさんならではかもしれない。

もともとはレコーディング・スタジオなどのオーディオ・エンジニアだったカリさん。出産をきっかけに子供の身の周りの物を手作りするようになり、その中の一つが粘土だったという。カリさん自身の経験から、子供が無理なく長時間椅子に座って取り組めるようにとアロマにこだわり、研究を重ねて商品化。カリさんの子供もとても気に入っているそうだ。

ベルガモット、ゼラニウム、ラベンダー、レモングラス、スイート・オレンジに、新作のカルダモンとカモミールを加えた全7種類のほか、無香料の粘土もある。オンラインや 『ブーティーランド・キッズ』 などで発売中だ。

Mama K’s Aromatic Play Clay
【公式サイト】www.mama-ks.com
【電話】(206) 601-1197

Larry Gets Lost in Seattle(絵本)

『ラリー・ゲッツ・ロスト・イン・シアトル』 はシアトルを舞台にした絵本。家族でシアトルを訪れていた少年ピートのもとから突然愛犬ラリーがいなくなり、ピートがシアトル中を歩いてラリーを探しに行くというストーリーで、パイク・プレイス・マーケットやパイオニア・スクエアの地下部分、シアトル・タコマ国際空港など、さまざまな場所が登場する。

作家のジョン・スキューズ氏は、 ウォルト・ディズニー社やワーナー・ブラザーズ社などと仕事を組む、イラストレーター兼プロダクト・デザイナー。シアトル出身で、幼い頃にスペース・ニードルをテーマにした 『Wheedle on the Needle』 という絵本を読んだ記憶はあったものの、それ以外にシアトルを題材にした絵本を見かけなかったことから、自身で本を描くことを思いついたという。ポップなキャラクターとして描かれたラリーは、ぬいぐるみとして販売されるほどの人気ぶりだ。

現在はシアトル版以外にも、サン・フランシスコ版とロサンゼルス版を発売。今後、ニューヨーク、シカゴ、ロンドンなどを舞台にすることも予定しているという。慣れ親しんだ土地が舞台なら、子供もストーリーに馴染みやすいはず。幼児向けの絵本 『シアトルABC』 もおすすめだ。同商品はオンラインはもちろん、マディソン・パークにある 『レッド・ワゴン』 やワシントン州の名産品を揃えた 『メイド・イン・ワシントン』、そして 『バーンズ・アンド・ノーブル』 各店などで購入できる。

Larry Gets Lost in Seattle
【価格】16.95ドル

掲載: 2012年7月

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