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ペルセウス座流星群を見にいこう! 2019年版

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ペルセウス座流星群

マウント・レーニア国立公園

今年もまた夏の風物詩、ペルセウス座流星群の季節がやってきました。8月13日(火)前後がちょうど満月にあたるため、もっともたくさん流れ星が見ることのできる極大のタイミングはあまり条件が良くないのですが、ペルセウス座流線群は極大前後ならかなり長い間見ることができるので、今年は8月9日(金)~11日(日)あたりに見に行くのがおすすめです。

どのくらい見られるの?

極大(12-13日)のタイミングでは満月の月明かりのため、肉眼で見られる流れ星は暗いところに行っても10-15個程度のようです。極大の前後は時期にもよりますが、10~15日の間であれば同じくらいの数か、月明かりの少ない時間であればもう少し見られるかもしれません。

いつ見ればいい?

8月9日(金)~11日(日)に少し暗いところでキャンプをしながら見るのがよさそうです。この週末は月明かりがなくなる時間が午前12時から午前2時くらいなので、月明かりがなくなる深夜過ぎが良いタイミングになりそうです。

どこに行けばいい?

ペルセウス座流星群は明るい流れ星が多い流星群なので、シアトル市内でも条件さえ良ければ見ることができます。場所を探すときはなるべく北の空が開けていて、街の明かりの影響が少ないところを選びましょう。シアトル市内のおススメスポットをいくつかご紹介します。

アルカイ・ビーチ

ウエスト・シアトルのアルカイビーチは北側が海に面していて北に広い空が開けています。シアトルのダウンタウンからマグノリアのあたりの街明かりの影響はありますが、明るい流れ星はたくさん見られそうです。

ゴールデン・ガーデンズ・パーク 

バラードの先にあるこの公園も海岸が北に面していて、いい条件の場所のひとつ。

マグナソン・パーク

レイク・ワシントンに面したマグナソン・パークは、北の空は今一つですが、街中でアクセスのよい場所のわりに暗く、たくさん星を見られる場所です。流れ星は北の空を中心に流れますが、空の広い範囲で見られますので、湖畔でゴロンとしながら流れ星を見つけてみてください。

もし時間があって少し遠出ができるようなら、ワシントン州の東までクルマをとばしてみてください。こちらの記事「2017年版 星空の楽しみ方(3) 流れ星を見に行こう! 」にキャンプサイトの予約方法をのせてありますので、参考にしてみてください。ワシントン州の東側は先進国の中では世界でも最も空が暗い地域のひとつなので、どこでもたくさんの流れ星が楽しめるはずです。

最高のペルセウス座流星群を経験したい!と思ったら、迷わずマウント・レーニア国立公園に行きましょう。園内の「パラダイス」は絶好の場所です。ワシントン州のさまざまな場所で星を見てきましたが、マウント・レーニア国立公園の空はもっとも暗く、天気さえよければきっと降り注ぐくらいにたくさんの流れ星が見られるはずです。

参考:Perseid Meteor Shower 2019: When, Where & How to See It

掲載:2019年8月 写真・文:保坂隆太



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