この時期、ポインセチアと共によく目にする植物がアマリリス(Amaryllis)。赤や白の花がホリデー・カラーとしてデコレーションに最適なのと、球根栽培のため冬でも室内を明るく彩ってくれることから、アメリカではホリデーの花として定着している。
また、アマリリスのハイブリッド種には聖母マリアの夫である聖ヨセフの名が付いた品種も。これは、聖ヨセフのスタッフがアマリリスを発芽させた後に、ヨセフが夫に選ばれたという逸話に基づいているようだ。園芸店などでは栽培キット付きの球根が、鉢や花瓶に入って売られている。球根なので、手入れ次第ではすっくと伸びた茎に付く大振りの花を毎年楽しめるだろう(通常の開花時期は春)。
ただし、アマリリスは毒があるので、幼いお子様やペットがいるご家庭では誤って口に入れることがないよう、くれぐれもご注意を。
掲載:2013年12月