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ファミリー向け!バックパック・キャンピングで楽しむワシントン州の湖 3選

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グリーンウォーター・レイク

グリーンウォーター・レイク

必要なすべての荷物や食料をかついでトレイルをハイキングをした先でキャンプをするバックパッキング。「幼い子ども連れにはちょっと難易度が高そう・・・」と感じていませんか?でも、しっかり事前に準備を整えていけば、大丈夫。今回は、シアトルから車で2時間以内で行けて、事前予約が必要なく、幼児でも無理なく歩ける、バックパック・キャンピングのベスト3をご紹介します。

  • ファミリーフレンドリー度は、トレイルの長さや勾配、丸木橋などの難しい箇所の有無などを考慮し、3歳と6歳の子供と筆者が実際に歩いて感じたレベル感を主観的に表現しています。
  • ワシントン・トレイル・アソシエーション(WTA)の『Ten Essentials(ハイキングの必須アイテム10)』は必読です。

グリーンウォーター・レイク(Greenwater Lakes)

グリーンウォーター・レイク

グリーンウォーター・レイク

トレイルヘッドまでの道路状況:★★★★★
ファミリーフレンドリー度:★★☆☆☆
混雑度:★★★☆☆

往復:約4マイル(約6.4km)
標高差:不明
最高地点の標高:不明
詳細:WTA のページ
※Greenwater Lakes のさらに先にある Echo Lakes が最終目的地として記載されていますが、ここでご紹介しているのは手前の Greenwater Lakes までのトレイルです。

マウント・レーニア国立公園手前のエリアにあり、雪解け水が勢いよく流れる小川を何度も交差する、さわやかで美しいトレイルです。湖はどちらかというと沼に近く、水鳥などの観察に最適!双眼鏡を持っていきましょう。小川の浅瀬で水遊びをすることもできるので、着替えもお忘れなく。トレイルヘッドまでの道路は完全に舗装されていて、アクセス良好。

注意するポイント:
狭い丸木橋で小川を何度も渡ります。手すりが片方しかない橋や、途中壊れている橋もあるので、幼いお子さんには注意が必要です。水場が多いので、夏は蚊が多いのが難点。虫よけ対策を万全に。湖の少し先にネイチャー・トイレがありますが、テントを張る場所によっては少し遠くなってしまうかも。

シープ・レイク(Sheep Lake)

シープ・レイク

シープ・レイク

トレイルヘッドまでの道路状況:★★★★★
ファミリーフレンドリー度:★★★★★
混雑度:★★★★★

往復:3.6マイル(約5.8km)
標高差:400フィート(約122m)
最高地点の標高:5750フィート(約1753m)
詳細:WTA のページ

マウントレーニア国立公園から近く、カスケード山脈が始終見晴らせ、ワイルドフラワーに囲まれた美しいトレイル。とても平坦なので、初めてのバックパッキングにおすすめです。湖は浅く、子供の水あそびに最適。水着や濡れてもよい着替えを持っていきましょう。トレイルヘッドまでの道路は最後まで舗装されているので、セダンや小型車でもアクセスが可能です。

注意するポイント:
日帰りのデイハイクとしても非常に人気が高いトレイルなので、トレイルヘッドの駐車場はすぐいっぱいに。夏のシーズン中は平日や早朝に行くことをおすすめします。また、標高が高く、木陰が少ないトレイルなので、帽子と日焼け止めを忘れずに!夜やショルダー・シーズンには気温がかなり下がります。防寒具もお忘れなく。シープレイクにはトイレが(多分)ありません。慣れないお子さんには注意が必要です。

バークレイ・レイク(Barclay Lake)

バークレイ・レイク

バークレイ・レイク

トレイルヘッドまでの道路状況:★★☆☆☆
ファミリーフレンドリー度:★★★☆☆
混雑度:★★★★☆

往復:4.4マイル(約7km)
標高差:500フィート(約152m)
最高地点の標高:2423フィート(約740m)
詳細:WTA のページ

スキー場のあるスティーブンズ・パスの手前にある、そびえたつ岩山とのコントラストが美しい、山の中の静かな湖が目的地です。子供が水遊びができる岸辺もあります。若干の登り下りがありますが、小川を渡る橋があったり階段を上ったりと、楽しめるポイントがいっぱい。道のほとんどが木陰なので、涼しく快適です。湖の周りには複数のネイチャー・トイレ(トレイルから離れた林の中に木製の便器だけがあるスタイルのトイレ)があり、便利です。

注意するポイント:
トレイルヘッドまでの最後の数マイルは、がたがたの砂利道。SUV などの、車高の高い車で行くことをおすすめします。デイハイク先としても、バックパッキングのキャンプ地としても、とても人気のあるトレイルです。平日やショルダー・シーズン(ハイシーズンとローシーズンの間)に行くのがおすすめ。テントが張れる平坦なエリアが限られています。できるだけ早朝に出かけましょう。

おまけ:ボードマン・レイク(Boardman Lake)

ボードマン・レイク

ボードマン・レイク

トレイルヘッドまでの道の状況が非常に悪いのであまりおすすめできないのですが、4WD の車を持っていて、車の運転に自信があるファミリーには、こちらも良いかもしれません。

トレイルヘッドまでの道路状況:★☆☆☆☆
ファミリーフレンドリー度:★★★★☆
混雑度:★★★☆☆

往復:2マイル(約3.2km)
標高差:300フィート(約91m)
最高地点の標高:3050フィート(約930m)
詳細:WTA のページ

カスケード山脈北部でハイキングに人気のエリアにある、非常に平坦で短く、幼いお子さんも大きな荷物を持った大人も簡単に歩けるトレイルです。湖はひらけていてビーチエリアも多く、空気を入れて使うパドルボードやフロートを持ってきて遊ぶファミリーが多く見られます。比較的大きな湖なので、周辺のさまざまなところにテントを張るエリアが設けられています。自分たちのベストスポットを探してみましょう。

注意するポイント:
トレイルヘッドまでの砂利道は、細くて長いうえにでこぼこが激しいので、通るのにかなり時間がかかります。早めの出発をおすすめします。水遊びができる日帰りのデイハイクとして人気のトレイルなので、混雑を避けたいなら、平日や早朝に家を出発すると良いでしょう。夏は蚊が多く出ます。虫よけ対策をお忘れなく!

掲載:2020年8月 文・写真:渡辺佑子



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