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アオガニ (Blue Crab)

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Blue Crab

日本産のガザミ(ワタリガニ)によく似たアオガニ(米名: blue crab)は、南北アメリカの大西洋岸、マサチューセッツ州からブラジルまで広く分布しているカニです。アメリカでは "blue crab" ですが、それを直訳した和名が 『アオガニ』 で、歩脚が青いことに由来しています。

実は最近、産地のニューオリンズから活で空輸しましたが、ニューオリンズ沖の温水産のためか、弊店の活水槽の低水温で全て死んでしまったため、皆様にご案内することができませんでした。

このアオガニは、アメリカの東海岸メリーランド州で生産されるソフト・シェル・クラブの原料です。殻が硬いカニの商品価値は低いですが、脱皮したてで殻が軟らかいカニはソフト・シェル・クラブと呼ばれ、各種の料理法で丸ごと食べられることから、アメリカでは人気があるようです。主な産地のメリーランド州チェサピーク湾では、生け簀で飼育し、脱皮の時期を見計らって、脱皮したらすぐに取り出すという非常に忍耐と根気のいる方法を使用しています。脱皮をコントロールすることができるかどうか研究が進められているようですが、現在のところ5月中旬から9月中旬が自然な脱皮時期にあたり、生鮮ではこの時期しか食べられません。

このように不安定なアオガニの生産に代わりとして、タイ産のワタリガニ(mangrove crab)の脱皮したソフト・シェル・クラブが輸入販売され始めました。このワタリガニはノコギリガザミで、東南アジアやオーストラリアではよく知られた重要な食用ワタリガニです。

掲載:2005年6月

『お魚豆知識』 は、宇和島屋鮮魚部の沖良三さんが発行している 『Seafood Newsletter』 の一部です。宇和島屋の入荷商品やおすすめ商品の情報が満載ですので、ぜひご購読ください。お申し込みは seafoodnews@uwajimaya.com まで、日本語でどうぞ。



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