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自然豊かなシアトルならでは!鮭の里帰り観察ボランティア

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サーモン・ウォッチャー

レイク・ワシントン流域で、こんな標識を見かけたことはありませんか?パシフィック・ノースウェスト(米国の太平洋岸北西部)の小川には、長年にわたり魚が住んでいるんです。

その魚の中には、パシフィック・ノースウェストのシンボルでもある鮭がいます。そうです、鮭です、サーモンです!

サーモン・ウォッチャー

鮭が故郷の川に産卵のために里帰りするのは、このあたりの秋の風物詩の一つですが、過去130年近くにわたる環境破壊などの影響で鮭の数が減ったため、連邦・州・地方政府などが協力し、生態環境の回復・維持を進めています。

キング郡とスノホミッシュ郡では、20年前から「サーモン・ウォッチャー」というプログラムを毎年実施して、産卵のために里帰りする鮭の状況を観察するボランティアを養成しています。先日ベルビュー市で行われたワークショップでは約20人がトレーニングを受け、新しいボランティアが誕生しました。我が家もトレーニングを受けたので、家族一緒に観察させてもらえることに。支給されたステキなサングラス(写真上)をかけて、堂々と川を観察しています(苦笑)。

サーモン・ウォッチャー

キング郡とスノホミッシュ郡は産卵に戻ってきた鮭を見られる場所として約10ヶ所の観察スポットを紹介していますが、ボランティアがチェックするのはベルビュー市とボセル市の数ヶ所。初めて観察したこの日は雨の後だったので川がにごってましたが、ステキなサングラスをかけると水の中が見えやすくなりました。1回につき15分の観察をすることになってますが、鮭の姿は見えず。まだもっと下流にいるのかも。しかし、じーっと川を見る15分って意外と長いですね・・・。

サーモン・ウォッチャー

キング郡の公式サイトでは、普段の生活でどんなことをすれば鮭が生きられる環境を再生・維持できるか紹介しています。例えば、自宅のドライブウェイで車を洗わないで、車を洗うのに使った水をちゃんと処理するカーウォッシュを使うことも、その一つですね。

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