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シアトルのドラッグストアでビールの量り売り(グロウラー・ステーション)を体験

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グロウラー・ステーション。ボトルは2種類ありました。

10月13日に新装開店したグリーンウッドのバーテル・ドラッグスで、生のクラフトビールを量り売りをしてもらえるグロウラー・ステーション(Growler Station)を体験してきました!

生ビールの量り売りはここ数年全米で増えていて、酒専門店や酒類を売っているコンビニなどでよく目にしますが、ここではレストランで飲むのと同じ生ビール、それも地元産のクラフトビールが、マニキュアや処方箋薬と一緒に買えてしまうのです。

■ 自分でビールを入れられる?
開店したばかりでまだ何もかもがピカピカの広い店内を突っ切り、一番奥の酒売り場へ。グロウラー・ステーションは入口から対角線上の右隅にありました。狭いですが、巷のバーならカウンター越しでしか見られないビールのタップハンドルが目の前に!自分でハンドルを倒してビールを入れられるのかとワクワクしましたが、「ライセンスを持つスタッフが入れます」と、アシスタント・ストア・マネジャーのケイトリンさん。ということで、まずはグロウラー・ボトル(ビールを入れる瓶)選びからスタートしました。

ケイトリンさんにお願いしてビールを入れてもらいました。さあ、ビールが出てきます!

■ 地元産のクラフトビールを注ぐ
同店が揃えているビールは6種類いずれもがシアトルやその周辺のクラフトビール。Maritime Pacific Brewing CompanyのIPAとMac & Jack’sのAfrican Amberが人気とのことでしたが、私は「軽め」の Fremont Brewing CompanyのWandering Wheat(64ozで$9.99)にしました。ハンドルに付いている鍵を開けて、注ぎ口にチューブのようなものをつなぎ、反対の先を瓶の中へ。ケイトリンさんがハンドルを倒すと、琥珀色のビールがどくどくと流れこんでいきます。ほぼ満杯になったところで蓋をし、値札を付けたら完成!

グロウラー・ボトルは64ozのワンサイズ($8.99)で、ビールは9.99ドル~10.99ドル(種類による)。他店で買ったボトルも利用できます。 取材時は「グロウラー・ステーションでビールを入れれば、グロウラー・ボトルを無料進呈」というクーポンをもらえたので、お値段はビールのみで税込み約11ドルでした。

64ozのビール。結構な量です。

■ 人気は上々
「開店初日には7人のお客様がこれを目当てに来店されました。平日よりも週末の方が人気です」とケイトリンさん。取材日は改装後2回目の日曜の午後でしたが、すでに20人程度が利用し、取材の様子を見ていた男性も私の後にMac & Jack’sを購入していました。

■ お味は・・・?
帰宅後、早速飲んでみましたが、瓶や缶ビールの栓を開けたときの独特の匂いがなく、新鮮な味わい。鮮度は蓋を開けてから1週間程度は保てるとのことですが、毎晩晩酌しないなら、パーティなどで一気に飲んでしまったほうがおいしく楽しめそうです。

今回の取材を通じて「マイ・グロウラー」ができたので、次回の持ち寄りパーティには、BYOB(Bring Your Own Bottle/Booze)ならぬBYOG(Bring Your Own Growler)で参加するつもりです。

さわやかな口当たりのWandering Wheatをおつまみと共に。

掲載:2013年11月 取材・文:ハフマン・ワカバ

Bartell Drugs Greenwood Store
【住所】 100 North 85th Street Seattle, WA (地図)
【電話】 (206) 784-7600
【公式サイト】
www.bartelldrugs.com

※サウス・レイク・ユニオン店でもこのサービスがあります。



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