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新種のリンゴ「Cosmic Crisp®」(コスミック・クリスプ)、販売開始へ

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アメリカ最大のリンゴの産地、ワシントン州で開発された新種のリンゴ「Cosmic Crisp®」(コスミック・クリスプ)の販売が始まりました。

Cosmic Crisp

Cosmic Crisp®

コスミック・クリスプは、園芸家でコスミック・クリスプ開発者のブルース・バリット氏が、歯ごたえがあり、シャキシャキしてジューシーなリンゴを求めて22年前に開発を始め、ワシントン州立大学(Washington State University)のケイト・エバンズ教授らが受け継いで完成させたもの。

Cosmic Crisp

シャキシャキした食感で人気が高いハニークリスプ(Honeycrisp)と、病気に強いエンタープライズ(Enterprise)という二つの種類を掛け合わせた交配種で、遺伝子組み換えの新種ではなく、昔から使われている方法で開発されました。

「Cosmic Crisp®」という名前は、明るい黄色の斑点が夜空の星のように見えることに由来しています。

ワシントン州には1200万本のコスミック・クリスプの木が植えられ、今年だけで40ポンド(約18kg)入りの箱で約45万箱、2020年までに約200万箱が出荷される予定だそう。

価格は1ポンド(454g)あたり約5ドル。

Cosmic Crisp

酸味の中に甘みがあることから、そのまま食べるにも、パイにするにもぴったりだそう。また、その酸味が理由で、冷暗所で新鮮さと味を保ったまま最長1年間の保存が可能とされています。

Cosmic Crisp

ワシントン州リンゴ委員会によると、ワシントン州では175,000エーカーで約30種のリンゴが栽培されており、出荷量は年間平均約250トンで、アメリカ全体の60%を占めています。



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