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「シアトル発」のフード・デリバリーサービス3選

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「シアトル発」のフード・デリバリーサービス3選

かつては「食べ物の配達と言えばピザか安いレストランだけ」と言っても過言ではなかったシアトルですが、ここ数年でデリバリー・サービスのチョイスが増え、いまや人気シェフの料理を配達してもらえるサービスまで登場しています。さらにサンフランシスコなどの州外から進出してくるサービスもあり、競争はますます激しくなるばかり。そこで、今回はあえて「シアトル発」の、食事のデリバリー・サービスをご紹介します。

シアトルの人気シェフの料理が食べられる
Lish (リッシュ)

同社が契約している人気レストランのシェフが同社のキッチン、またはそれぞれのレストランで作った食事を冷蔵保存して配達するサービス。価格は一品$10~$14ぐらいで、2015年7月からはイーサン・ストウェルやジェイソン・ウィルソン、エリカ・バークなど全米に知られる人気シェフが週替わりで作る配達用のメニューから注文できる「プレミア・シェフ・プログラム」もスタートしました。元アマゾンのエンジニアが2014年にシアトルで創業。

【公式サイト】 www.lishfood.com

多忙なビジネスパーソンのランチに 注文の手軽さが魅力
Peach (ピーチ)

元アマゾンのエンジニア3人が2014年にシアトルで創業。100軒を超えるレストランの中から Peach が選んだその日のレストランとメニューを午前10時にテキストでお知らせしてくれます。午前11時までに "Yes" と返信すると、午後12時から午後12時30分までに自分のオフィスにランチが到着。「配達料金もサービス料金もチップもなし」なのが、他社との大きな違いです。シアトルだけでなく、ベルビュー・カークランド・レドモンドなど郊外のオフィスでも利用できます(オフィスへの配達は50人以上からですが、その日やロケーションによっては他のオフィスと共同で配達を受けられることもあるそう)。ワシントン州以外では2015年5月にサンディエゴ地域に進出しています。

【公式サイト】 www.peachd.com

既存のアカウントでそのまま注文できる
Amazon.com: PrimeNow (アマゾン・ドットコム)

2014年11月末に Amazon Local に追加されたプログラム。2016年からは Amazon PrimeNow のサービスのひとつの「レストラン・デリバリー」になりました。誰でも持っていると言っても過言ではないアマゾンのアカウントをそのまま使えて便利。「シアトルのトップ・レストランからのデリバリー」という謳い文句のとおり、人気レストランも参加していますが、おいしさを優先してレストランをキュレーションしている Lish や Peach と違い、おいしいものが食べたければ参加レストランの中から自分で選びぬく必要があります。

【公式サイト】 Amazon.com: PrimeNow

その他のサービス

「シアトル発」でないサービスでは、GrubHubEat24BitesquadEatstreet が、シアトルを含む全米で展開しています。人気レストランに絞りこんだ Caviar、お抱えシェフが作った料理を冷蔵してデリバリーする Munchery、食事に加えて市販薬や生活用品なども配達する Postmates、食料品店の食材を配達してくれる Instacart などがラインアップ。

こうしたサービスはレストランやショップと正式に契約して展開するのが基本ですが、PostmatesFoursquare を使ったシステムでデータベースに入ったレストランと正式に契約せずにデリバリーを展開していることが問題になったりしているので、それぞれのサービスを使う前に、事前にオンラインでのレビューや関連記事を読むのがお勧めです。

掲載:2015年8月

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