アマゾン、プライム特典の「世帯外シェア」を終了へ ― 今後は同一住所のみ
アマゾンは、プライム会員が自分の住所以外に住む人と特典を共有できた Prime Invitee プログラムを2025年10月1日で終了すると発表しました。同社サイトにあるカスタマーサービスのページによると、今後は特典の共有は同一住所内に限られ、「Amazon Family」を通じて大人1人や子ども4人までのプロフィールを追加できます。対象となる特典は送料無料、プライムビデオ、アマゾンミュージック、電子書籍やオーディオブックの共有など。これまで別住所で利用していた人は、今後は個別にプライム会員登録が必要で、2025年12月31日までに加入すると初年度年会費が14.99ドルに割引されます(翌年から割引なし)。
シアトル・タコマ国際空港で偽『ラブブ』人形1万体超を押収、総額50万ドル相当
香港生まれ、オランダ在住のアーティスト、Kasing Lung(カシン・ルン) 氏が自身の絵本のために生み出したキャラクター、『LABUBU』(ラブブ)。中国発のおもちゃブランド「POP MART(ポップマート)」が人形として発売し世界的な人気となっていますが、人気の高まりで正規品が高額転売される中、偽造品が流通するようになっています。先日、シアトル・タコマ国際空港で米国税関・国境警備局(CBP)の職員が『LAFUFU』(ラフフ)と呼ばれる偽造品1万1,134体を押収しました。KUOW や ABC News によると、荷物は韓国から発送され、内容物は「LED bulbs」(LED 電球)と偽装申告されていたとのこと。正規品のメーカー希望小売価格に換算すると約51万ドル相当とされますが、偽造品は品質が低く、頭部が外れやすいなど安全性に問題があり、窒息などの危険性も指摘されています。偽造品は知的財産権侵害および連邦輸入法違反にあたるとして全量が破棄されました。
ラブブは Amazon.com などでも販売されています。
大ヒット映画『国宝』、2026年北米公開決定
5月のカンヌ国際映画祭で世界初上映されて高評価を得、6月に日本で公開されて現在も大ヒット上映中の李相日(リ・サンイル)監督の話題作『国宝』。この作品の北米配給権をアカデミー賞受賞歴を持つ配給会社 GKIDS が獲得し、来年にも北米で劇場公開されることが発表されました。出演するのは、吉沢亮、横浜流星、渡辺謙、そして高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、永瀬正敏、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、嶋田久作、宮澤エマといった、日本を代表する豪華俳優陣。
シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレー、今季51号本塁打を記録
9月2日に敵地で行われたタンパベイ・レイズ戦で、シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレーが今季51号本塁打を記録しました。ラレーの本塁打は8月25日以来。9月2日時点の MLB 本塁打ランキングは次のとおり。
1位:カル・ラレー(マリナーズ)51本
2位:カイル・シュワーバー(フィリーズ)49本
3位:大谷翔平(ドジャース)46本
4位:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)43本
5位:エウヘニオ・スワレス(マリナーズ)42本
Waymo、シアトル都市圏での走行を開始 —— デンバーでも同時に展開
自動運転技術を開発する Waymo(ウェイモ) が、シアトル都市圏での展開を公式に発表しました。これまでフェニックスやサンフランシスコなどでサービスを広げてきましたが、今回新たにシアトルも加わります。
ワシントン州の学校における「生徒とスマートフォン」最新事情
アメリカでは、2歳で40%がタブレットを持ち、8歳で4人に1人が携帯電話を所有。10代では95%がスマートフォンを持つ時代です。こうした状況を受け、ワシントン州教育監督局(OSPI)は2025年8月、「州内の約75%の学区がスマートフォン利用制限を導入」と発表しました。小中は「終日オフ」、高校は「授業中のみ制限」など、対応は学区ごとに異なります。記事では、シアトル、ノースショア、ベルビュー、スポケーンなど主要学区の取り組みを紹介しています。
シアトル・サウンダーズ、インテル・マイアミを下し、2025年リーグス・カップ優勝
WE ARE LEAGUES CUP CHAMPIONS! pic.twitter.com/yIk5frTso6
— Seattle Sounders FC (@SoundersFC) September 1, 2025
8月31日、シアトル・サウンダーズが本拠地ルーメン・フィールドで行われた2025年リーグスカップ決勝でメッシ率いるインテル・マイアミを3対0で下し、初優勝を果たしました。この試合の観客数は6万9,314人で、大会史上および同会場での最多観客記録を更新。試合は前半26分にオセイズ・デ・ロサリオがヘディングで先制、後半にアレックス・ロルダンがPKを決め、終了間際にはポール・ロスロックがゴールを入れ、完勝しました。サウンダーズは、このタイトル獲得によりMLSカップ、サポーターズ・シールド、USオープンカップ、CONCACAFチャンピオンズカップに加え、リーグスカップを制覇し、米国クラブとして初めて北中米主要5大会をすべて制した快挙を達成。MLS参入以来、主要タイトル獲得数は通算9にのぼり、北米を代表する強豪として新たな歴史を刻みました。試合後にはマイアミのルイス・スアレスが乱闘騒ぎを起こし、サウンダーズ関係者への暴言や暴行で物議を醸しています。