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【2025年版】NFL シアトル・シーホークス観戦ガイド

シアトル・シーホークスは、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)NFC西地区に所属するシアトルのプロアメリカンフットボールチームです。これまでスーパーボウルに3回出場し、2014年に初優勝。ホームスタジアムはルーメン・フィールドで、熱狂的な「12番目の選手(12s)」として知られるファン文化を誇ります。2024シーズンにマイク・マクドナルドがヘッドコーチに就任し、2025年に第2シーズンを迎えています。

シアトル・シーホークスって?

Photo by Caleb Woods on Unsplash

シアトル・シーホークスが創設されたのは1976年。これまでスーパーボウル(NFL 優勝決定戦)にスーパーボウルに3回出場し、1回優勝を果たしています。

サラリー・キャップ制が徹底している NFL では、特定のチームが資金力にものを言わせて全ポジションにスター選手を揃えることができません。これがチーム力の均衡と接戦につながり、NFL の人気を高める大きな要因となっていると言われています。

2018年、オーナーだったマイクロソフト社共同創設者の資産家ポール・アレン氏が他界し、その妹のジョディ・アレン氏がオーナーとなりました。辣腕で知られるジョン・シュナイダー GM(ゼネラル・マネジャー)と、2024年にヘッドコーチに就任したマイク・マクドナルド氏が運営にあたっています。

シアトル・シーホークスは、過去22年間で22回中19回プレーオフに進出しています。2014年2月2日に行われたスーパーボウルXLVIIIでデンバー・ブロンコスに43-8で圧勝して初優勝を果たしました。

プレーオフ進出

プレーオフ進出年(2003年~):

スーパーボウル

シアトル・シーホークスはスーパーボウルに3回出場し、2014年2月2日に行われたスーパーボウルXLVIIIデンバー・ブロンコスに43-8で圧勝して初優勝を果たしました。優勝時の選手平均年齢26.4歳は、スーパーボウル最年少制覇タイ記録です。翌2015年は、スーパーボウルに連続出場を果たしたものの、衝撃的な展開で優勝を逃したことは多くのファンの記憶に刻まれています。

ヘッドコーチ

シアトル・シーホークスの歴代ヘッドコーチは9人おり、2010年から2023年まで指揮を執ったピート・キャロルはレギュラーシーズン137勝でチーム最多勝記録を持っています。

現在のヘッドコーチはマイク・マクドナルドです。マクドナルドがヘッドコーチに就任した初年度の2024シーズンは、シーホークスはレギュラーシーズンを10勝7敗の成績で終了し、NFC西地区で2位となりました。

2024シーズンのホームとアウェーでの成績:

特に、アウェーゲームでは強さを発揮し、地区対決を全勝しましたが、プレーオフ進出は果たせませんでした。

マスコット

2024年に登場したシーホークスのマスコットの国際版『Bam C. Hawk』と、国内版マスコットの『Blitz』

「シーホークス」とは、直訳すると「海の鷹」ですが、実際は大型の鷹の仲間であるオスプレー(Osprey:ミサゴ)の別名。マスコットの『Blitz』(ブリッツ)は試合中はもちろん、各地のさまざまなイベントにも参加してチームの人気を高める活動をしています。さらに、2024年にはインターナショナル・マスコットとして『Bam C. Hawk』が登場しました。

ホームスタジアム:ルーメン・フィールド

シーホークスのホームスタジアムは、シアトル市内のソードー地区(SODO: South of Downtown)にあるルーメン・フィールド(2020年11月に現在の名称になりました)。最大収容人数は約67,000人。隣には、シアトル・マリナーズの本拠地 T-Mobile Park があります。

スタジアム内にはいろいろなシーホークス特別メニューが楽しめる飲食スポットも豊富。早めにスタジアムに行って、雰囲気を満喫するのがお勧めです。試合前は、バーベキューなどをして「テールゲート・パーティ」を公式駐車場で楽しむファンも多いです。

創設年:1974年
所属カンファレンス:NFC West
本拠地:Lumen Field(シアトル)
公式サイト:www.seahawks.com

ルーメン・フィールドへの行き方

ルーメン・フィールドは、シアトル市の中心地となるダウンタウン・シアトルから南へ歩いて約30分の場所にあります。

試合がある日の試合開始前および終了直後は、帰宅する家族連れを含む大勢の観客と一緒に歩くなら比較的安心ではありますが、ルーメン・フィールドとダウンタウンを結ぶ道路は、基本的に夜間は比較的治安の悪い地域とされています。周囲にあまり人がいない場合は、ライトレールライドシェアを使う方が無難。ライトレールなら、最寄りの スタジアム駅で乗り降りします。

キング郡メトロのバスは、運行ルートやスケジュールが頻繁に変更されます。トリップ・プランナー機能や『One Bus Away』を使って、出発地点の住所(目印となるランドマークでも可)、および希望の出発または到着時間を入力すれば、ルーメン・フィールドへの最適なルートを教えてくれるので、ぜひ活用してみてください。

車の場合は、球場北側にある公式駐車場 Lumen Field Event Center Garage(収容台数2,000台)もあります。事前に駐車券を購入しておくのがおすすめ。満車の場合、スタジアムからは遠くなりますが、他にも有料駐車場があります。

ルーメンフィールド
Photo by Jose M on Unsplash

2025-2026シーズン

シーズン開幕戦

シーズン開幕戦は9月7日(日)午後1:05(太平洋時間)、本拠地ルーメン・フィールドで開催されます。対戦相手はサンフランシスコ・49ers

プライムタイム放送

シーズン最終週

2026年1月4日、敵地サンフランシスコで49ersと対戦します。

観戦チケットの購入方法

シアトル・シーホークスの観戦チケットは、オンラインで購入できます。

  1. シーホークスの公式サイト
  2. 公式転売サイト:StubHub や Tickpick(いずれも英語サイト)

知らない相手との個人売買で転売チケットを買おうとすると、”シーホークス詐欺” に遭う可能性も高くなります。できるだけリスクを減らすためには、公式サイトか大手の業者経由で購入することをお勧めします。また、「激安チケット!」と思ったら、試合当日のスタジアム駐車券だったという場合があります(Parking と明記されている)。駐車券だけでは観戦はできないので、間違えて買わないようご注意ください。

観戦前にルールを確認したい場合は、NFL JAPAN のルール解説がおすすめです。

シアトルでよく見かける「12」の意味

Photo by Jose M on Unsplash

シアトルでよく見かける青地に白の「12」(twelve)という番号は、シアトル・シーホークスのファンを意味する番号です。アメフトはフィールド内に11人の選手が出場して戦いますが、ファンはチームの一員、つまり「12番目の選手」ということなのです。シーズン中の金曜日は「ブルー・フライデー」と呼ばれ、ユニフォームのレプリカを着て出勤したり、外出したりする人も少なくありません。「12」の背番号のユニフォームの人を見かけることも多いです。

1984年12月15日、シアトル・シーホークスはファンを称えてユニフォームの背番号を永久欠番にした、最初のプロスポーツチームとなりました。シーホークスと「12s」の歴史については、シーホークスの公式サイトで詳しく紹介されています。

シーホークスのファンは、ホームゲームでの応援の熱狂的な姿勢で有名です。特にホームスタジアムでの歓声は強烈で、2013年12月3日に行われたシアトル・シーホークス対ニューオーリンズ・セインツ戦で、シーホークスのファンが発した音の大きさは137.6デシベルで、「最も大きな音を発した屋外スポーツスタジアムのギネス記録」を更新しました。ESPN によると、100フィート離れた場所でのジェットエンジンの音が約140デシベルであることから、どれだけ大きな音だったかわかりますね!

シアトル・シーホークスが「12th Man(12番目のマン)」というフレーズを使用し始めた際、1990年にこのフレーズの商標権を取得していたテキサスA&M大学との間で商標権に関する訴訟に発展しました。その後、2006年に和解が成立し、シアトル・シーホークスは年間5,000ドルの使用料を支払い、使用地域を制限し、商業目的での「12th Man」関連商品の販売はできないことで合意しました。この契約は2016年に期限切れとなり、その後、シーホークスはファンを指す名称を「12s」に変更しました。

シアトル・シーホークスのグッズ

シアトル・シーホークスは、チームのファンに向けてさまざまなグッズを販売しています。

シーホークスのグッズは、シアトル・シーホークスの公式オンラインショップや、スタジアム内のファンショップ、各種スポーツ用品店、スーパーマーケットなどで購入できます。また、特に「12」のシンボルが入ったグッズはファンの間で非常に人気があり、シアトルを象徴するアイテムとして愛されています。

シアトル・シーホークス関連サイト

シアトル・シーホークス公式サイト:www.seahawks.com
ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)公式サイト:www.nfl.com
NFL JAPAN 公式サイト:www.nfljapan.com

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