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とれたて新鮮シーフード!絶品ご当地グルメに舌鼓 〜 今すぐ行きたいシアトルのオイスター・バー10選

Jason Hummel / Courtesy of State of Washington Tourism

ワシントン州のシーフードを語る上で欠かせないのがオイスター。海からの距離、海流、潮の干満、餌の種類、餌の量など、育った環境によって種類が同じでも味が異なることから、こだわる人が多い海産物のひとつです。大ぶりなものも好まれますが、小粒のものが大人気。注文を受けてから生牡蠣をこじあけ、ハーフシェル(半分殻つき)でサーブし、殻を手で持ってすべて一口で食べるのが一般的です。ここではシアトルでは外せないオイスター・バーをご紹介します。

写真:Jason Hummel / Courtesy of State of Washington Tourism

Taylor Shellfish Farms テイラー・シェルフィッシュ・ファームズ

ワシントン州で1890年代に創業した、米国最大のオイスター養殖業者 Taylor Shellfish Farms の直営店。「From Tide to Table」(干潟から食卓へ)をモットーに、ワシントン州とカナダのブリティッシュ・コロンビア州の1万エーカーを超える干潟で、オイスター、クラム、ムール貝、グイダックを生産しています。ちょっと立ち寄ってローカルのワインやビールを飲みながらオイスターをつまむという楽しみ方ができる雰囲気。オイスター以外にも、クラムやムール貝、グイダックやダンジネスクラブ(カニ)など、ローカルのシーフードのメニューが揃っています。

フッド・カナルやオリンピック半島に行くなら、同社の本社のあるシェルトン市の101号線沿いにあるシェルトン・シェルフィッシュ・マーケットも要チェック。または北のカナダに行く前に、ボウ市のサミッシュ湾に面したサミッシュ・オイスター・バー&シェルフィッシュ・マーケットに立ち寄ってみては。海を眺めながら、オイスターなどのシーフードやチャウダーをその場で食べられます。テイクアウトもあり。

【ロケーション】パイオニア・スクエア/キャピトル・ヒル/ボウ/シェルトン
【公式サイト】tayloroysterbars.com

The Walrus and Carpenter ザ・ウォラス・アンド・カーペンター

シアトル市内に複数のレストランを展開している人気シェフ、ルネー・エリクソンが中心となって開店したオイスター・バー。2010年の開店以来、New York Times にも取り上げられるなど全米で人気の店となりましたが、あくまでも「近所の店」というカジュアルな雰囲気を大切にしています。オイスターはもちろん、グイダック、ホタテ、クラムなどのシーフードを使った料理や、フレンチオニオンスープ、デザートも味わえます。ワインやビール、サイダー、カクテルなどとあわせて味わってみてください。

【ロケーション】バラード
【公式サイト】www.thewalrusbar.com

Westward ウエストワード

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レイク・ユニオンの北岸にある 『ウエストワード』 は、オイスターをはじめとする地元産のシーフードと、オリジナリティあふれるカクテルなどが人気の店。レイク・ユニオンを目前とする眺めの良さもポイントで、ボートやカヤック、パドルボートで乗りつけることもできます。湖とシアトルの街の素晴らしい景色を眺めながら、各種オイスターやイカ、エビやグイダック、キャビアなどを盛り合わせたシーフードタワーなどを味わってみては。シアトル市内に複数のレストランを展開している人気シェフ、ルネー・エリクソンのレストラングループ『Sea Creatures』の傘下の店で、毎日ハッピーアワーがあり、週末はブランチも楽しめます。屋外パティオが人気で、冬は暖房付きのテーブルもあり。

【ロケーション】レイク・ユニオン(北側)
【公式サイト】www.westwardseattle.com

Boat Bar(ボート・バー)(旧『Bar Melusine』)

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シアトル市内に複数のレストランを経営している人気シェフ、ルネー・エリクソンの店。明るく清潔な雰囲気で、テーマカラーは緑。オイスター・バーというより、オイスターもあるシーフードが中心のレストランです。ブランチやハッピーアワーもあり。こちらでドリンクと前菜を味わってから、隣にあるエリクソンの『Bateau』でステーキを食べるのも一案です。

【ロケーション】キャピトル・ヒル
【公式サイト】boatbarseattle.com

Frank’s Oyster House & Champagne Parlor フランクス・オイスターハウス&シャンパン・パーラー

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ユニバーシティ・ビレッジのすぐ北側にあるオイスターハウス。各種オイスターをハーフシェルで数種類のソースと一緒に味わうのがおすすめ。小皿料理や、オイスター以外の料理も充実しています。シャンパンはもちろん、カクテルやワイン、ビールもそろっているので、好みにあったものが見つかりそう。姉妹店『Pair』も人気。

【ロケーション】ラベンナ
【公式サイト】www.franksoysterhouse.com

Elliott’s Oyster House エリオッツ・オイスターハウス

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1975年に開店した当時はシーフード全般を扱っていたものの、人気があるオイスターを中心としたメニューに切り替え、約20種類のオイスターを揃えています。エリオット湾を眺めながら、シャーベットのようなフローズン・アイスとシャロット、レッド・ワイン・ビネガー、シャンパン、ブラック・ペッパーの入ったシャンパン・ミニョネットなどに漬けて味わってみてください。

【ロケーション】ウォーターフロント(Pier 56)
【公式サイト】www.elliottsoysterhouse.com

Shuckers シャッカーズ

©︎ Visit Seattle

Fairmont Olympic の1階にある、シーフード・レストラン。重厚な造りのダイニングルームで、リッチな気分でシーフードを楽しむならここがおすすめ。革張りの椅子のすわり心地も抜群。同店のウリは、ローカル産のオイスター。「マナーなんて気にすることナシ。好きなように食べられるのがオイスターのいいところの一つ」とのことなので、いろいろな味を試してみましょう。

【ロケーション】ダウンタウン
【公式サイト】www.fairmont.com/seattle

Emmett Watson’s Oyster Bar エメット・ワトソンズ・オイスター・バー

シアトル初のオイスター・バーとして、1979年にパイク・プレース・マーケットに開店しました。オールドファッションでカジュアルな雰囲気は変わらず、生牡蠣、クラムの蒸し物、シーフードのフライなどが楽しめます。エメット・ワトソンは、1956年から2001年に亡くなる直前までシアトルの新聞コラムニストとして活躍した人物で、友人とともに同店を経営していました(ワトソンは1987年にシェアを売却)。

【ロケーション】パイク・プレース・マーケット
【公式サイト】pikeplacemarket.org/restaurant

Pike Fish Bar パイク・フィッシュ・バー

シアトル発のクラフトビール、パイク・ブリューイング・カンパニーが、2022年にリニューアルしたレストラン。各種オイスターのハーフシェルはもちろん、クラムやカニのチャウダー、フィッシュ&チップス、プレッツェルなど、ビールにあうものが揃っているので、いろいろな種類のビールを楽しめるサンプラーとともに味わってみてはいかがでしょう。3階建ての店内は、ビールの歴史博物館とおもちゃ箱を合わせたような、探検のしがいがあります。取材記事はこちら。

【ロケーション】パイク・プレース・マーケット
【公式サイト】www.pikefishbar.com

Hama Hama Oyster Company ハマ・ハマ・オイスター・カンパニー

©︎ Jason Hummel Courtesy of State of Washington Tourism

ワシントン州のオリンピック半島のフッド・カナルで、1890年代からオイスターを養殖しているハマ・ハマ・オイスター・カンパニー。家族経営の会社で、5世代目のオーナーが経営しています。新鮮なオイスターは、敷地内にあるオイスターサルーンのほか、ピュージェット湾地域とオレゴン州ポートランド地域のポップアップショップで食べられるほか、全米各地からオンラインで購入できます。

【ロケーション】フッド・カナル
【公式サイト】hamahamaoysters.com

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