ワシントン州西部では、2025年12月は主要スキー場の営業開始が当初の予想より遅れる状況となりました。12月8日以降、太平洋から大量の水蒸気を運ぶ「大気の川(atmospheric river)」の影響で数日間にわたる大雨が続き、山間部では積もった雪が流されたほか、アクセス道路の一部が損壊するなどの影響が出たためです。
スキー場のオープン判断は、気温や降雪量だけでなく、安定した積雪の継続、雪質、安全確保といった複数の条件を総合的に見て行われます。今シーズンは特に、降雨による影響が大きく、慎重な判断が求められている状況です。
本記事では、シアトルからアクセスしやすいワシントン州西部の主要4スキー場について、これまでの営業開始日の傾向を振り返りながら、2025-26年シーズンの現状を更新しています。
ザ・サミット・アット・スノコルミー
シアトルから車で約1時間と、都市圏から最も近いスキー場です。アルペンタル、イースト、ウエスト、セントラルの4エリアで構成されており、初心者向けの緩斜面から多彩なテレインパークまで、幅広い楽しみ方ができます。
2025-2026年シーズンは、12月23日にウエストが、2026年1月7日にアルペンタルがようやくオープン。アルペンタルの新しいチェアリフト「エーデルワイス・チェア」も1月7日に運行が始まりました。
オープン日:
- 2025年12月23日
- 2024年12月17日
- 2023年12月9日
- 2022年12月2日
- 2021年12月14日
- 2020年12月4日
- 2019年12月15日
- 2018年12月14日
- 2017年12月2日
- 2016年12月9日
- 2015年12月11日
- 2014年12月28日
クリスタル・マウンテン
シアトルから車で約2時間。ワシントン州最高峰マウント・レーニアを望む景観の良さで知られています。敷地内に宿泊施設を備え、州内では数少ない本格的なスキーリゾートとして位置づけられています。
2025年12月20日より、特別な制限付きでデイリー営業を開始されました。少なくとも1月31日までは曜日・時間帯を問わず、午後到着を含めて毎日、駐車予約が必須。有効な駐車予約を持つ人のみクリスタル・マウンテンで駐車およびスキーができることになります。
利用日から7日以内の予約:無料
7日より前の予約:10ドル
最新情報や予約の詳細は、公式案内をご確認ください。
オープン日:
- 2025年12月21日
- 2024年11月22日
- 2023年12月1日
- 2022年11月18日
- 2021年12月4日
- 2020年11月18日
- 2019年11月29日
- 2018年11月23日
- 2017年11月15日
- 2016年12月10日
- 2015年12月5日
- 2014年11月21日
スティーブンズ・パス
カスケード山脈の峠、標高約4,061フィート(約1,238m)の峠、スティーブンズ・パスにあるスキー場。シアトルからハイウェイ2号線を約1時間半走ると到着します。二つの山にある3つの斜面には、ファミリーから上級者まで楽しめるコースが揃っています。
2025-2026シーズンは主要アクセス路であるハイウェイ2が大雨による土砂崩れで損壊し、スカイコミッシュ〜レブンワースの約50マイル区間が工事のため通行止めになりました。その後、レブンワース〜スティーブンズ・パスの区間が2025年12月29日に規制付きで再開。その後、スカイコミッシュ〜スティーブンズ・パスの区間は2026年1月1日に再開しました。
オープン日:
- 2025年12月29日(ナイトスキーは2026年1月14日から)
- 2024年11月29日
- 2023年12月12日
- 2022年12月2日
- 2021年12月15日
- 2020年12月4日
- 2019年12月18日
- 2018年12月12日
- 2017年11月16日
- 2016年11月29日
- 2015年12月4日
- 2014年12月20日
マウント・ベーカー
カナダとの国境から約10マイル(約16km)南、ワシントン州北部に位置するスキー場です。降雪量の多さで知られ、上級者向けのコースも充実。名物イベント『Legendary Banked Slalom』の開催地としても知られています。
オープン日:
- 2025年12月22日
- 2024年11月20日
- 2023年12月14日
- 2022年11月18日
- 2021年12月14日
- 2020年11月20日
- 2019年12月1日
- 2018年12月12日
- 2017年11月16日
- 2016年11月25日
- 2015年11月19日
- 2014年12月20日
お出かけ前にチェックしたい情報
各スキー場へ向かう道路では除雪作業が行われますが、峠の通行にはチェーン装着義務が課されることがあります。出発前にワシントン州運輸局 WSDOT公式サイトやSNSで最新の道路状況を確認してください。
また、シーズン初期は積雪の変化が大きいため、リフト運行状況やオープンエリア情報を公式サイトで随時チェックすることをおすすめします。
