米国内務省は、アメリカの国立公園で実施されてきた無料入園日(Fee-Free Day)を、米国市民・米国居住者のみが無料で入園できる制度へ変更すると発表しました。
2026年の無料入園日一覧
2026年の無料入園日が変更されることが発表されました。キング牧師生誕記念日(MLK Day)とジューンティーンス(奴隷解放記念日)が無料入園日から除外され、6月14日の国旗掲揚記念日に、同日が誕生であるトランプ大統領の誕生日が追加されました。また、9月17日の憲法記念日や10月27日のルーズベルト大統領の誕生日も追加されています。
- 2月16日:Presidents Day(ワシントン大統領の誕生日/歴代大統領の日)
- 5月25日:Memorial Day(戦没者追悼記念日)
- 6月14日:Flag Day/President Trump’s birthday(フラッグデー/トランプ大統領の誕生日)
- 7月3日〜5日:Independence Day weekend(独立記念日の週末)
- 8月25日:国立公園局 創立110周年記念日
- 9月17日:Constitution Day(憲法記念日)
- 10月27日:Theodore Roosevelt’s birthday(セオドア・ルーズベルト大統領の誕生日)
- 11月11日:Veterans Day(退役軍人の日)
NPSによると、無料入園日は入園料のみが無料となり、時間指定制(timed entry)や予約料(reservation fee)などは別途必要となる場合があります。
アメリカの国立公園年間パス
2026年1月1日以降、国立公園の年間パス America the Beautiful Annual Pass の料金は、次のように区分されます。
- 米国在住者:年間80ドル※
- 外国からの旅行者:年間250ドル
※この米国在住者の定義は、内務省と国立公園局で異なっています。詳細は下記の記事でご覧ください。
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ワシントン州にある国立公園
ワシントン州には、以下の3つの国立公園があります。
- マウント・レーニア国立公園(有料)
- オリンピック国立公園(有料)
- ノース・カスケード国立公園(無料)
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