ワシントン州政府は、2025年11月に実施されたワシントン州の一般選挙結果を2025年12月2日(火)に正式認証しました。公式発表によると、今回の選挙の投票数は約200万票。登録有権者の39.2%が投票したことになります。
選挙では、シアトル市長選挙など、市・郡レベルの多数の候補者選挙や条例の是非が問われたほか、州憲法改正案「上院共同決議8201(Senate Joint Resolution 8201)」が承認されました。これは、長期ケアサービスのための州資金を法律のガイドラインに従って投資できるようにするものです。この州憲法改正には最終的知事の署名が必要となります。
スティーブ・ホブス州務長官は声明で、今回の選挙について「安全で、公正で、アクセスしやすい選挙であった」と述べ、州内選挙担当者の取り組みによって、すべての有権者が投票機会を得られたとしています。
次回の選挙は2026年2月10日(火)に実施予定です。2026年2月の特別選挙で投票するための決議案の提出期限は2025年12月12日とされています。
また、ワシントン州に住む米国市民(米国籍保持者)は、VoteWA を利用して、いつでもオンラインで有権者登録や登録情報の更新を行うことができます。郵送や郡選挙局での手続きにも対応しています。
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