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シアトルの注目ニュース&話題:2025年10月6日(月)〜10月10日(金)

Photo by Felipe Galvan on Unsplash

ワシントン大学出身の科学者メアリー・E・ブランコウ博士、ノーベル生理学・医学賞を受賞

スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、2025年のノーベル生理学・医学賞を発表し、ワシントン大学出身の科学者でシステム生物学研究所のメアリー・ブランコウ博士と、バイオ企業ソノマ・バイオセラピューティクスのフレッド・ラムズデル博士、大阪大学特任教授の坂口志文(しもん)氏が受賞したと明らかにしました。受賞理由は、「免疫系における制御性T細胞(regulatory T cell/Treg/トレグ)の発見とその仕組みの解明」。AP通信などによると、3人の研究は、自己免疫疾患やアレルギー、炎症反応などを抑える「免疫寛容(immune tolerance)」の理解を飛躍的に進めた点が高く評価されました。

ワシントン州議事堂で破壊行為 歴史的レセプションルームに放火被害|州都オリンピアで10月5日夜発生

ワシントン州議事堂

10月5日夜、何者かがワシントン州の州都オリンピアにある州議事堂(Legislative Building)に侵入し、建物の一部を損壊しました。ワシントン州企業サービス局(DES)広報部門の発表によると、州民主主義の象徴である「ステート・レセプションルーム(State Reception Room)」が最も大きな被害を受けました。この部屋には、多くの貴重で代替不可能な歴史的遺産が保管されており、その一部が損傷しています。DESが発表した初期調査によると、侵入者はまずロタンダ(中央ホール)に入り、階段や大理石の床、州の印章を損傷。コロンビア郡旗を焼き、その他の郡旗を倒して台座を損傷したと報告されています。続いて3階へ進んだ侵入者は、ジョージ・ワシントン初代大統領の胸像およびマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏の胸像を台座から落とし、床や台座が損傷しました。さらにレセプションルーム内部では、絨毯やカーテン、米国旗・州旗、チーク材の床などに放火し、焼失または深刻な損傷を与えたほか、歴史的なガラス製の入口扉も破壊されました。また、エレベーターの電子カードリーダーも破壊されており、現在も当局による捜査が継続中です。破壊行為の防犯映像および写真はDESによって一般公開されています。

シアトル・マリナーズ、24年ぶりのプレーオフ勝利!熱戦を制して1勝1敗に持ち込む

MLB ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)第1戦は10月4日、シアトルの T-Mobile Park で行われ、マリナーズは序盤にリードを奪われたまま反撃が届かず、惜しくも黒星スタートとなりました。しかし翌5日の第2戦では、マリナーズがホルヘ・ポランコのソロホームラン2本で2点を先制。中盤にデトロイト・タイガースが追いつくも、8回裏にフリオ・ロドリゲスの二塁打でカル・ラレーが生還し、再び勝ち越しに成功しました。チームはそのまま3-2で逃げ切り、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻しました。T-Mobile Park は2001年10月15日以来、24年ぶりとなるホームでのポストシーズン勝利に沸き、スタンドは熱狂に包まれました。ALDS 第3戦と第4戦はデトロイトで行われ、シリーズ突破をかけた重要な試合が続きます。

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