シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレー、今季37号・38号本塁打で記録を更新
シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレーが、11日のデトロイト・タイガーズ戦で37号・38号本塁打を放ち、&76打点を記録しました。オールスターゲームまでの残り2試合で本塁打を1本打てば、あのバリー・ボンズが2001年に記録した「前半戦最多本塁打数(39本)」に並びます。 試合はマリナーズが12-3で圧勝しました。ラレーは現時点でMLB全体で本塁打数首位で、7月15日のオールスターゲームにも選出されており、7月14日のホームランダービーに出場することも決定しています。
娘3人を殺害した容疑で逃走中の父親の捜索続く アイダホ州で目撃された人物は別人
6月2日にワシントン州東部のレブンワース近郊のキャンプ場近くで車が放置され、3人の姉妹が遺体で発見されてから現在まで、その父親で容疑者の元軍人トラヴィス・デッカー容疑者(32)の行方はわかっていません。米連邦捜査機関と地元警察は空と地上で大規模な捜索を展開していますが、7月5日、アイダホ州ソートゥース国有林(Sawtooth National Forest)・ベアクリーク付近で容疑者と酷似する人物が目撃され(AP)、7月11日にこの人物がデッカー容疑者ではないことが確認されたことが報じられました(ABC News)。米保安官局や森林局などが捜索を強化しており、20,000ドルの懸賞金がかけられ、「ヒッチハイクをする人物を助けないように」と注意が呼びかけられています。
2025年 MLB オールスターゲーム シアトル・マリナーズから選出のフリオ・ロドリゲス外野手が辞退
7月15日(火)に開催される MLB オールスターゲームに選出されたシアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が、シーズン後半に万全の体勢で臨むため出場を辞退すると、自身の SNS に投稿しました。
シアトル・マリナーズからは、先発捕手カル・ラレー(28)とともに、右腕アンドレス・ムニョス(26)、右腕ブライアン・ウー(25)の3選手が出場します。
アメリカの出生地主義をめぐる攻防続く:連邦裁判所が7月10日、大統領令に再び差止命令
2025年7月10日、ニューハンプシャー州での集団訴訟の判決により、アメリカで出生した子どもは、親の国籍や滞在資格に関係なく市民権を得られるという「出生地主義」が引き続き保障されることになりました。APなどによると、これは、トランプ大統領が出生地主義を制限しようと発令した大統領令「Protecting the Meaning and Value of American Citizenship(アメリカ市民権の意味と価値の保護)」に法的に対抗したものです。この大統領令は、少なくとも一方の親が米国市民または永住権保持者でなければ出生による市民権を認めないという内容でした。
今年6月、連邦最高裁は全国一律の差止命令は裁判所の権限を超えると判断しましたが、集団訴訟による全国的な停止は認める余地を残していました。その後、ニューハンプシャー州で全米22州と複数の団体が集団訴訟を起こし、大統領令の全国的な差し止めが再び実現しました。ただし、連邦政府は控訴する見込みで、再び状況が変わる可能性があるため、今後の動向に引き続き注目する必要があります。
アメリカの学士号取得者、最も多い専攻は「経営・心理・看護」―年収や男女差、人種差、年齢差も明らかに
アメリカ合衆国国勢調査局は、学士号取得者の専攻分野別に人口統計や地理的特徴、年収などを分析したレポート「Field of Bachelor’s Degree in the United States: 2022」を発表しました。このレポートは、アメリカン・コミュニティ・サーベイ(ACS)の2022年1年推計データに基づくもので、2022年時点で、25歳以上の成人のうち35.7%が学士号以上の学位を取得していることがわかっています。専攻分野の分布は州や都市圏で大きく異なり、理工系専攻の割合が最も高い州はワシントン州(43.8%)、都市圏ではサンフランシスコ(44.3%)でした。工学やコンピュータサイエンス、経済学は男性多数(67〜90%)、心理学や教育、看護は女性多数(71〜92%)。高収入の専攻には電子工学(12万1,600ドル)、コンピュータサイエンス(10万8,500ドル)などがあり、教育、美術、福祉分野は6万ドル未満で、全分野で女性の年収は男性より低くなっています(70.8〜90.5%)。
ワシントン州の洪水対策と情報リソース
2025年7月3日夜から4日朝にかけてテキサス州中部を襲った突然の大雨と突発的洪水(flash flooding)により、100人以上の命が奪われ、現在も多くの人が行方不明になっています。この報道を受け、ワシントン州の河川の多い地域での洪水対策がどうなっているのか、改めて関心を持った方が多いのではないでしょうか。
下記の記事では、ワシントン州や州内の郡がどのような情報を公開し、警告システムを提供しているかについてまとめました。
シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレー、今季36号本塁打で記録を更新
シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレーが、8日の試合で36本塁打&76打点を記録しました。マリナーズの広報によると、1933年以降、オールスターゲームの前にこの数字に到達したのはレジー・ジャクソン(1969)、マーク・マグワイア(1998)、クリス・デービス(2013)に次いで史上4人目。捕手では初の快挙です。現時点でMLB全体で本塁打数首位。ラレーはオールスターゲームにも選出されており、前日のホームランダービーにも出場することが決定しています。
シアトル・タコマ国際空港などで「保安検査で靴を脱がない」方針に変更
米運輸保安庁(TSA)は、シアトル・タコマ国際空港など複数の米国内空港で、保安検査(セキュリティチェック)時に靴を脱ぐ必要がなくなったと発表しました。2006年から続いていたこの規則の緩和は、利用者から「ようやく」「ストレスが減る」と歓迎されています。特に子ども連れや高齢者にとっては大きな改善とされ、全体の手続きもスムーズになると期待されています。一方で、「靴を脱がなくてよい」ことを特典としていたTSA PreCheck やグローバルエントリーなどトラステッド・トラベラーズ・プログラムの価値が薄れるのではとの懸念も。また、一部空港では運用が統一されておらず、混乱するという声もあります。全米での正式発表はまだですが、利便性向上の一歩として注目されています。
マウント・レーニアで地震の群発を観測
On 7/8/25, the USGS & PNSN detected a swarm of earthquakes at Mount Rainier starting at 1:29AM PDT. Currently, there is no indication that the level of activity is cause for concern, alert level and color code for Mount Rainier remain at GREEN/NORMAL.https://t.co/RNK2skDTe9 pic.twitter.com/aZnyHheGsd
— PNSN (@PNSN1) July 8, 2025
7月8日、アメリカ地質調査所(USGS)のカスケード火山観測所(CVO)およびPNSN(太平洋北西部地震ネットワーク)は、午前1時29分(太平洋夏時間)にマウント・レーニアで地震の群発を観測したと発表しました。これまでに数百回の地震が確認されており、1分間に数回のペースで発生しています。震源の深さは山頂の地下約1.2〜3.7マイル(約2〜6キロメートル)。現在確認されている中で最大の地震はマグニチュード1.6です。
現時点では、今回の地震活動が特別な懸念を示すものとは考えられておらず、マウント・レーニアの警戒レベルおよび色コードは「グリーン/通常(GREEN/NORMAL)」のままとなっています。USGS CVOの公式発表全文(英語)はこちら。
マウント・レーニアは、カスケード山脈に位置する氷河を抱く活火山。主に1ヵ所の火口から噴火を繰り返し、溶岩と火山火山砕屑岩が降り積もってできた、円錐形に近い形の成層火山(stratovolcano)です。最後の噴火は1894年〜1895年頃で、現在も火山活動の監視対象にありながら、その美しさと自然の多様性からユネスコの暫定世界遺産にも登録されています。
日本からの輸入品に対し、「8月1日から25%の関税を課す」
トランプ大統領は7日、日本からの輸入品に対して8月1日から25%の関税を課すと発表しました。自分のSNSアカウントで石破総理宛の書簡を公開しています。また、韓国にも同様に25%の関税を課すと発表しました。理由として、両国との恒常的な貿易不均衡を挙げ、報復措置として関税を引き上げることのないよう警告し、もしそうした措置を取った場合は、さらなる関税引き上げを行うと警告しています。
トランプ大統領は当初、一律10%の暫定関税で「90日間の交渉期間」が設けられましたが、それが今週水曜日で終了します。APによると、正式な関税引き上げは8月1日まで延期される見込みとなったことから、残りの3週間が、関税率見直しを含む「延長戦」の交渉期間となる可能性もあると見られています。
2025年 MLB オールスターゲーム シアトル・マリナーズから4選手が選出
7月15日(火)にアトランタ・ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークで開催される第95回オールスターゲームのアメリカン・リーグ(AL)ロースターに、シアトル・マリナーズからすでに発表されていた先発捕手カル・ラレー(28)とともに外野手フリオ・ロドリゲス(24)、右腕アンドレス・ムニョス(26)、右腕ブライアン・ウー(25)の3選手が出場します。MLB によると、マリナーズから4人がオールスターに選ばれるのは2018年以来で、全員が28歳以下というのは球団史上初。
- カル・ラレー(捕手)
- フリオ・ロドリゲス(外野手)
- ブライアン・ウー(先発投手)
- アンドレ・ムニョス(救援投手)
ハーバービュー・メディカルセンター、花火で負傷した47人を治療
ハーバービュー・メディカルセンター(Harborview Medical Center)によると、6日午前9時時点で、独立記念日(7月4日)を含む週末期間中に、花火による負傷者47人が治療を受けました。
負傷の内訳は以下の通りです:
- 手のけが:18件
- 目のけが:13件
- その他の部位:8件
- 複数箇所(例:手と目の両方など):8件
ハーバービューは、ワシントン州で唯一のレベル1(最重症対応)の成人および小児の外傷センターであり、アラスカ州、アイダホ州、モンタナ州の広域にわたって外傷および熱傷治療の拠点となっています。
フィリピン航空、シアトル〜マニラ線を増便
フィリピン航空(PAL)は1日、シアトル〜マニラ便を2025年11月25日から週5便に増便すると発表しました。現在は週3便ですが、火曜、水曜、木曜、金曜、日曜の週5便運航となります。この直行便は2024年10月に就航し、フィリピンとアメリカ太平洋北西部を結ぶ唯一の直行路線。PALのマイレージ提携パートナーであるアラスカ航空による北米各地への乗り継ぎも可能です。Business Travler によると、使用機材は座席数370席のボーイング777-300ER型ワイドボディ機で、ビジネスクラス(2-3-2配列)が42席、エコノミークラス(3-4-3配列)が328席。PALは現在、シアトルを含め米国およびカナダの計8都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、バンクーバー、トロント、ホノルル、グアム)に直行便を運航しています。