シアトル・クラーケンは、2021-22シーズンにNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)に加わったシアトルのチームで、クライメート・プレッジ・アリーナが本拠地です。創設2年目の2022-23シーズンには早くもプレーオフに進み、第2ラウンドまで勝ち上がりましたが、それ以後は悔しいシーズンが続いています。
6シーズン目となる2026-27シーズンは、10月1日にカルガリーのスコシアバンク・サドルドームでカルガリー・フレームスを6対1で破り、白星スタートを切りました。昨季は34勝37敗(延長・シュートアウト負け11)でパシフィック地区6位に終わり、プレーオフを逃しています。今季はレーン・ランバート監督の2年目にあたり、立て直しの成果が問われます。
今季はリーグの試合数が増え、11月にはチーム初のヨーロッパでの公式戦も組まれているので、例年より見どころの多いシーズンになりそうです。
チーム名の由来
クラーケン(Kraken)は、ノルウェーなど北欧の言い伝えに出てくる海の怪物の名前です。1,200を超える候補の中から選ばれました。シアトルには北欧から多くの人が移り住んだ歴史があり、その縁を感じさせる名前でもあります。
2026-2027シーズン日程
今季から、各チームの試合数が82試合から84試合に増えました。シーズンは4月上旬まで続きます。
ホーム開幕戦は10月4日、カルガリー・フレームス戦です。ホーム最終戦は4月3日のウィニペグ・ジェッツ戦。1月12日のフロリダ・パンサーズ戦は、アジア系・太平洋諸島系の人々をたたえる「AANHPIナイト」として開かれます。
11月12日と14日には、フィンランドの首都ヘルシンキで、昨季の優勝チームであるカロライナ・ハリケーンズと2試合を戦います。北米の外で公式戦を行うのは、クラーケンにとって初めてです。チームにはフィンランド出身の選手が2人所属しており、地元での凱旋試合としても注目を集めています。
ヘッドコーチ:レーン・ランバート
レーン・ランバート(Lane Lambert)はカナダのサスカチュワン州メルフォート出身の元NHL選手で、2025-26シーズンよりシアトル・クラーケンの第3代ヘッドコーチを務めています。1983年にデトロイト・レッドウィングスから指名されプロ入り。引退後はAHLやNHLで豊富なコーチ経験を積み、2018年にはワシントン・キャピタルズのリーグ優勝を支えました。
ホームアリーナ:クライメット・プレッジ・アリーナ
本拠地は、スペース・ニードルのあるシアトル・センター内のクライメット・プレッジ・アリーナ(Climate Pledge Arena)です。1962年のシアトル万博のために建てられた建物の屋根を残したまま中を造り直し、2021年にオープンしました。女子バスケットボールのシアトル・ストームや、女子アイスホッケーのシアトル・トレントもここを本拠地にしています。
ナショナル・ホッケーリーグ(NHL)
ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)は、NHLは、米国とカナダの32チームが参加する北米のプロアイスホッケーリーグです。クラーケンは西側のパシフィック地区に入っており、同じ地区には隣のカナダのバンクーバー・カナックスなどが所属しています。優勝したチームには、北米で最も古いプロスポーツのトロフィーである「スタンレー・カップ」が授与されます。
