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ワシントン州、CDCによる新たなマスク着用の指針を支持

ワシントン州のインスリー知事は28日に行った記者会見で、CDC(疾病予防管理センター)が発表した指針に従い、ワシントン州でも感染率の高い地域では屋内の公共スペースで全員のマスク着用を推奨すると発表しました。

なお、これはマスクの着用を義務化するものではありません。

CDC は4月にワクチン接種を受けた人は原則的にマスク着用を不要とすると発表しましたが、米国で従来型より感染力の強いデルタ型変異株による感染が広がっていることを受け、27日にマスク着用の指針を再び厳格化しました。

なお、ワクチン接種を受けていない人はワクチン接種を受けるまでマスクをすることが必要です。

どの地域が感染率が「高い」または「相当高い」(substantial or high transmission)かは、CDC の公式サイトで公開されているインタラクティブな地図『COVID-19 Integrated County View』で郡(county)ごとに確認することができます(東部時間午後8時に更新)。

7月20日~7月26日の過去7日間データにもとづくと、シアトルのあるキング郡は "substantial" であるため、屋内の公共スペースでマスクを着用することが推奨されるということになります。

米国では28日午前6時現在、全人口の57.1%にあたる1億9000万人近くが初回接種を受け、49.3%にあたる約1億6340万人が必要な接種を完了しています。

ワシントン州では、キング郡を含めたワシントン州西部の8郡が、屋内での公共スペースでのマスク着用を強く推奨する共同声明を出しています。

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