ベルビューで移民拘束とみられる事案 警察が連邦当局の作戦を確認
6日午前にベルビューのロビンズウッド・パーク近くで行われたと見られる移民税関執行局(ICE)による拘束の様子を映した動画がオンライン上で拡散されています。
- 動画には、表示のないバン(unmarked van)が車両を塞ぎ、「police」と表示されたベストを着用した覆面の私服捜査官が人物を拘束する様子が映っています。KIRO7 は、拘束された人物がasylum(亡命)を意味するスペイン語を叫ぶ声も確認されていると報じました。
- ベルビュー警察(BPD)によると、南行き車線が車両で塞がれているとの通報を受け、SE 148th Avenue と SE 16th Street の交差点に警察官が出動しました。通報者は、911に連絡する前に国土安全保障省(DHS)が車に乗っていた人物を拘束してその場を離れたと説明しています。
- BPDは、警察到着時には連邦当局はすでに現場を離れており、今回の事案がDHSによる連邦の作戦であったことを確認したとしています。
- ロビンズウッドパークは、住民の憩いの場。小さい子ども用の遊び場もあり、学校やコミュニティのイベントも開催される公園です。
シアトルの高校生、ICE撤退を求めダウンタウンで大規模デモ
2月5日、シアトル学区の17校以上から数千人の高校生が授業をボイコット(ウォークアウト)し、ダウンタウンで移民・税関捜査局(ICE)に抗議する大規模な集会を行いました。生徒たちは “ICE OUT OF SEATTLE”(ICE はシアトルから出ていけ)や “ABOLISH ICE”(ICE を廃止せよ)といったスローガンを掲げ、市庁舎前から主要通りを行進。1月にミネアポリスで発生したICE捜査官による市民射殺事件や、学校周辺での捜査活動に対する強い憤りと不安を訴えました。
公式な対応と今後のスケジュール
- 当局・学校側の対応:
- シアトル学区 (SPS): 「デモは生徒主導であり、学校が推奨するものではない」としつつ、憲法で保障された表現の自由を尊重する姿勢を示すコメントを出しています(Capitol Hill Blog)。一方で、授業は通常通り継続され、許可なく参加した生徒は「欠席扱い」となる方針です。
- 国土安全保障省 (DHS): 「平和的な集会は権利だが、法執行機関への妨害は容認しない」との声明を発表しました。(KIRO7)
- 今後のスケジュール:
- 組織化された対話: 2月第2週にかけて、生徒代表と教育委員会による「学校の安全性と移民の権利」に関する会合が予定されています。
- 継続的な活動: SNSでは「National Shutdown(全米一斉閉鎖)」に呼応する形で、2月後半にもさらなる抗議や、移民コミュニティへの食料支援などの直接的なアクションが計画されています。
ボーイング、787型機の設計業務をサウスカロライナ州へ集約
ボーイング社がワシントン州ピュージェット湾地域で行っている『787ドリームライナー』(787 Dreamliner)のエンジニアリング業務を、サウスカロライナ州ノースチャールストンへ集約する計画を明らかにしました。これは、2020年に同型機の最終組み立てラインをサウスカロライナ州へ完全移管した流れを汲むものです。
- シアトルタイムズによると、この決定によりワシントン州内の技術職約300件が影響を受ける見通しであることを労働組合(SPEEA)が発表しています。
- ボーイング社は、製造現場の近くに設計チームを配置することで「効率性と連携を強化する」と説明していますが、組合側は雇用不安や労働権利の低下を懸念し、強く反発しています。
- 一方で、ボーイング社はワシントン州内での雇用を完全に停止するわけではなく、『737 MAX』などの他機種の増産に向けたエンジニア採用は継続する方針を示しています。
タコマ警察の新局長にパティ・ジャクソン氏が正式就任
タコマ市議会は3日、パティ・ジャクソン(Patti Jackson)氏をタコマ警察(Tacoma Police Department)の署長として正式に承認しました。就任日は2月9日となります。
- ジャクソン氏は2025年3月から暫定局長を務めており、前任のエイブリー・ムーア(Avery Moore)氏が組織運営などを巡る混乱の中で辞任した後の大役を引き継ぎました。
- タコマ市の発表によると、ジャクソン氏は法執行機関で35年以上の経験を持ち、暫定期間中、警察内部の文化改善や人員不足の解消、コミュニティとの信頼回復に尽力。その「行動で示すリーダーシップ」が市議会で高く評価され、全会一致での承認となりました。今後は、組織の近代化と治安維持の強化をさらに推進することが期待されています。
シアトルの老舗家具店「カサラ」が全店閉鎖・清算へ
1987年にシアトルで創業して以来、モダンでハイエンドな家具の専門店として親しまれてきた『Kasala Modern Home Furnishings』が、2月初旬に全3店舗のショールームを閉鎖し、清算セールを開始しました。消費者の支出抑制が影響したとみられます。詳細は公式サイトや Facebook などでご覧ください。
ライトレール、2月7日・8日に一部区間運休
2月7日(土)〜8日(日)の2日間、工事のため、ライトレールの1 Lineは一部区間で運休となり、シャトルバスによる代替運行が行われます。詳細はこちら。
- Angle Lake〜Federal Way Downtown 間は電車が運休となり、10〜15分間隔のシャトルバスが運行します。
- シャトルバスは、Angle Lake、Kent Des Moines、Star Lake、Federal Way Downtown 各駅周辺の指定停留所から発着します。駅ごとに行き先別のバス乗り場が異なるため、利用の際は案内表示に注意してください。
- Lynnwood City Center〜Angle Lake 間は通常どおり電車が10〜15分間隔で運行します。
- 今回の作業は、レールと地面の接合部分に関する保守を行い、運行の信頼性を向上させることが目的です。
シアトル・タコマ国際空港(SEA)の「SEAゲートウェイ」が完全オープン
シアトル・タコマ国際空港(SEA)のメインターミナルの北側で進められていた大規模改修プロジェクト「SEAゲートウェイ(SEA Gateway Project)」が完了しました。アラスカ航空のチェックインエリアや新しいセキュリティ検問所が全面開放され、旅行者の利便性が大幅に向上しています。詳細は Port of Seattle の公式サイトでご覧ください。
レドモンド市、ICE(移民・税関捜査局)の活動に対する方針を発表
There is growing concern in our community about the presence of Immigration and Customs Enforcement (ICE) in the region. We want to be clear and transparent about what the City can – and cannot – do in this regard.
— City of Redmond (@CityOfRedmond) February 3, 2026
What the City does not control:
• Federal agencies operate… pic.twitter.com/gExbQUbMfR
シアトルの東にあるレドモンド市が、ICEの活動に関する市の方針について発表しています。下記に要約しました。
- 現在、私たちのコミュニティにおいて、地域内でのICE(移民税関捜査局)の活動に対する懸念が高まっています。これに関し、市ができること・できないことについて、透明性をもって明確にお伝えします。
- 【市が管理・コントロールできないこと】 連邦政府機関の活動: 連邦機関は連邦法に基づき活動しています。市が連邦政府のオペレーションを指揮することはありません。また、連邦政府の活動について市に事前の通知が届くこともありません。
- 【市が管理・実施していること】 警察・市職員の役割: レドモンド市警察および市職員が、民事上の連邦移民法を執行することはありません。
- 州法(Keep Washington Working Act)の遵守: レドモンド市は、ワシントン州の「Keep Washington Working Act」を遵守しています。この州法は、民事上の移民取り締まりに対する州・地方執行機関の関与を制限し、協力体制や情報共有に関する明確な境界線を定めています。
- データの保護: 市はすべてのシステムとデータを保護しています。市が保有する情報の開示要求に対しては、必ず法的審査と所定の手続きが必要となります。 私たちの取り組み 私たちは引き続き、公共の安全、憲法に基づいた法執行、そしてすべての住民が恐れることなく犯罪を通報し、助けを求め、市のサービスを利用できる環境の保護に注力してまいります。 市内部で連携を図り、私たちの取り組みがワシントン州法を遵守し、コミュニティの期待に沿ったものであるよう努めています。
- 【連絡先】 直ちに危険が及ぶ状況にある場合は、911へ通報してください。 具体的な懸念事項の共有や、レドモンド市内で目撃した活動に関する報告は、レッドモンド市警察の非緊急用ダイヤル(425-556-2500)までご連絡ください。内容を調査し、対応します。
サンファン郡、労働時間を週32時間・週4日に短縮
2023年秋からサンファン郡は郡職員を対象に週40時間から32時間への労働時間短縮(4日労働)を導入しました。これは人員不足や高い採用コストに対応するための試験的取り組みでしたが、2年のパイロット後に正式制度として継続することが決まりました。詳細はこちら。
- この制度により、応募者数が大幅に増え、欠勤が減り、財政的にも約200万ドルの節約につながったと報告されています。郡の公式リポートでは採用・定着や従業員満足度向上といった効果が確認されています。
- 一方、ワシントン州全体で同様の制度を導入するかどうかは、現在、州議会で審議中です。賛成する意見もありますが、反対・慎重な意見もあり、まだ成立していません。(app.leg.wa.gov)
T-Mobile、ワシントン州で393人の解雇を発表
T-Mobile(本社:ベルビュー)は2日、ワシントン州雇用保障局に対し、事業上のニーズの変化により大規模な人員削減を実施すると通知しました。
- 今回の解雇では、ベルビュー本社を中心に、ボセル、ベリンハム、スノコルミー、スポーケン・バレー、ウディンビル、イースト・ウェナチーなど州内複数拠点および在宅勤務者を含む、計393人が影響を受けます。
- 対象職種はエンジニア、アナリスト、マネジャー、ディレクター、VPなど幅広く、多くが高度専門職です。
ワシントン州の人口、初の800万人を突破
米国国勢調査局が先月発表した推計によると、アメリカ全体の人口が増えるペースは、2024年の1.0%から2025年には0.5%へと低下しました。
- その理由の一つは、国外からアメリカへ移住してきた人が、2024年の270万人から130万人(2025年7月1日時点)に減ったことです。
- そんな中、ワシントン州の人口が初めて800万人を超えました。2020年の約770万人から、わずか5年で約30万人増えたことになります。
