ワシントン州では、スノーシューが楽しめるところが無数にあります。天気が良い日は、どんどんアウトドアに出かけたいですね。この記事では、スノーシューの準備、そしてトレイルでの注意点についてまとめました。
準備するもの
- 重ね着できる防水の服装(スキーの時の服装でもOK)で出かけること。雪の中を歩くと暑くなってくるので、脱ぎ着しやすい服装がベストです。頭や耳が冷えるので、耳まですっぽりかぶれる帽子がおすすめ。手袋やマフラーもあると寒い日には役立ちます。着替えを車の中に置いておくのも一案です。
- スノーシューを購入する際は、可能であればお店の人に相談すること。軽くて歩きやすいものを選ぶのがおすすめです。
- バランスを取るためにもポールを持っていくと便利。
- 雨や雪、霧が深い日などは迷いやすく、気温もかなり下がるので避けること。
- 晴れた日は特に雪の日の照り返しが強いので、サングラスや日焼け止めクリームなどを持参すること。
- 怪我をした時のために、簡単な救急箱(First Aid Kit)と手の消毒液を持参しましょう。また、何かあったときのために、コンパス、マッチ、キャンドル、懐中電灯、ヘッドライト、体を温める折りたたみシート(thermal blankets)などを持って行くと安心です。
- 季節によって、必要なパスが変わるので、事前に必ず確認しましょう。
- 日没までに帰れないような長いトレイルに出る際は、ヘッドライトを持参すると便利です。
- 山道は GPS が利かなくなる場所が多いので、現地の場所を確認して、地図を持ってでかけましょう。
- 長いトレイルに行く場合は、友人や家族に、どこにハイキングに行くか事前に知らせ、帰宅したら知らせるようにするといいでしょう。
犬を連れて行っていい場所と禁止されている場所があるので、前もって調べて行きましょう。連れて行ける場所でも犬をきちんと紐につなぎ、犬の糞を必ず持ち帰りましょう。犬の糞を雪に埋めていけばいいと考える飼い主も多いですが、雪が溶けたら糞だらけのトレイルになってしまいます。
トレイルでの注意点
- 雪道では、普段見えるサインや道の印が積雪で埋もれて見えなくなっている場合が多いので、地図を持って出かけること。道に迷いそうになったら、無理をせず引き返すこと。
- 冬は日が沈むのが早いので、自分の歩ける距離を考えて折り返すこと。万が一、日が沈んでしまったときのために、ヘッドライトを持参すること。
- トレイルが倒木でふさがれていたり、川が氾濫していたりして先に進めない場合は、無理をせずに引き返しましょう。
- くれぐれも、凍っている湖や池の氷の上に乗らないこと。
- 雪道ではスノーシュー用とカントリースキー用に分かれている場所があるので、ルールをきちんと守ること。
- 雪道を歩くのは普通のハイキングと比べると運動量が増えるので、無理せず、疲れたら引き返すこと。
- 春先にスノーシューをする場合、雪崩の起きそうな場所は避けること。
- サーモスにお湯を入れて持って行くと、お茶漬けやカップラーメンなど温かい食べ物が食べられます。ゴミは必ず持ち帰ること。
- 山を下る時にソリ(sled)を使う人もいますが、ソリは自分でコントロールができないので危険です。ソリが許可されているところでのみ使用すること。
- 雪崩対策教室などを受講するのもおすすめ。
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