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カニカマ (英名:Imitation Crab Meat)(2)

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すり身を原料にした練製品は種類も豊富で、宇和島屋鮮魚部にとりましても重要な商材となっています。

カニカマがいつごろ米国に紹介されたか確かな記憶はありませんが、宇和島屋での販売は1980年以降だったと思います。高齢者に近い白髪の筆者も恥をかきながら、実践販売のヘルパーとしてカニカマの拡販の手伝いをしてきました。実践販売をしていると、お客様よりいろいろと質問を受けます。これほど長く米国で販売されていながら、日本人を除けば、想定外にもカニカマを知らない米国人が多く、「今後まだ伸びる商品だな」との強い印象を持ちながら、お客様に試食用サンプルをお勧めしてきました。余談となりますが、このカニカマを拡販するために、筆者なりに実践販売を成功させる秘策があります。

上述の8項目に注意しながら実践販売をしますが、商品の味と見栄えが重要であることは言うまでもありません。

すり身原料のスケトウタラ製品の米国内での1人当たりの2008年度における年間水産物消費量は1.34ポンド(608g)で全水産物の中では4位となっていますが、生産量の減少で価格も上昇し、2008年度の消費量は前年比で23%減と大きく落ち込みました。ちなみに、米国人の全魚種の2008年度の1人当たりの年間水産物消費量は16ポンド(7,264g)となっています。

『お魚豆知識』 は、宇和島屋鮮魚部の沖良三さんが発行している 『Seafood Newsletter』 の一部です。宇和島屋の入荷商品やおすすめ商品の情報が満載ですので、ぜひご購読ください。お申し込みは seafoodnews@uwajimaya.com まで、日本語でどうぞ。

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