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ポートランドの街歩きガイド:個性豊かなエリアをめぐる旅

オレゴン州最大の都市ポートランドは、「クアドラント(quadrants)」と呼ばれる6つの地理的エリアに分かれ、さらに90以上の公式に認定された個性的な近隣エリア(neighborhoods)が存在しています。

それぞれの個性が際立っていて、「泊まる・食べる・歩く」の選択肢が豊富。旅の目的(ショッピング、グルメ、アート、イベント参加など)に応じて、自分にぴったりのエリアを選ぶことで、ポートランドでの時間をさらに楽しく過ごせます。

旅行者にとっては、「どのエリアにホテルを取るか」「どこでご飯を食べるか」「どこを歩いて楽しむか」で、旅の印象が左右されますよね。この記事では、おすすめの主要エリアを目的別に紹介します。

ノースウエスト(Northwest Portland):落ち着いた雰囲気で、買い物・グルメ・街歩きが楽しいエリア

ノブヒルの NW 23rd Avenue
©︎Justin Katigbak Travel Portland

ノースウエスト・ポートランドは、ポートランドらしい「都会な面もありつつ、コミュニティ重視の雰囲気」を体感できるエリアです。

中でも人気なのが、ノブ・ヒル(Nob Hill)やアルファベット・ディストリクト(Alphabet District)と呼ばれる一帯。NW 23rd Avenue や21st Avenue 沿いには、ブティック、カフェ、ベーカリー、雑貨店がずらりと並び、地元の人も旅行者も散策を楽しんでいます。

パールディストリクトの人気カフェBarista
©︎Travel Portland

また、徒歩圏にはパール・ディストリクトやフォレスト・パーク(全米最大級の都市内森林公園)もあり、自然と都市の両方が満喫できるのも魅力です。観光や買い物、食事のオプションに困ることはありません。

宿泊施設は、クラシックなB&Bからモダンなブティックホテルまで幅広く、静かな環境に泊まりながらも街歩き中心の旅を楽しみたい人にぴったりです。

こんな人におすすめ:
・おしゃれな雑貨や洋服のショッピングを楽しみたい人
・カフェめぐりやグルメな街歩きをしたい人
・自然にもアクセスしやすい都会エリアに泊まりたい人
・観光地っぽさよりも、日常の延長線のような旅をしたい人
・車なしで観光したい人

ノースイースト(Northeast Portland):コンベンションやスポーツイベント、空港利用に便利

コンベンションセンター

ポートランド最大のクアドラント(地理区分)であるノースイーストは、個性的な住宅街と都市機能が共存する、多様で魅力的なエリアです。アロハ通りやウィリアムズ通り周辺はレストランやカフェが充実し、移民コミュニティも多いエリアでもあります。

ポートランド国際空港(PDX)に近く、オレゴン・コンベンションセンター(Oregon Convention Center)MODAセンター(トレイルブレイザーズの本拠地)ベテランズ・メモリアル・コロシアムなど、大規模イベント施設が集中しており、学会や展示会、ライブ、スポーツ観戦などで訪れる人にもおすすめの滞在先です。

アルバータにあるThe Knockback Bar

観光面では、芸術とカルチャーが融合するアルバータ・アーツ・ディストリクト(Alberta Arts District)、レトロな映画館が立ち並ぶハリウッド(Hollywood)など、散策にも最適。ゴルフ場や自然公園も多く、リラックスした時間も過ごせます。

さらに、「ザ・グロット(The Grotto)」と呼ばれる静寂なカトリックの聖域は、旅行者に癒しを与えてくれる隠れた名所。レストランやバーのレベルも高く、食の楽しみも尽きません。

こんな人におすすめ:
・コンベンションやイベントへの参加者
・空港近くに滞在したい人
・多様な文化やローカルアートに触れたい人
・都会的な利便性と住宅街の落ち着きを両立したい人

サウスウエスト・ポートランド(Southwest Portland):オフィス街と歴史、自然が調和するエリア

ダウンタウンにあるパイオニアコートハウススクエア
Portlands Living Room という愛称で知られています
©︎Justin Katigbak Travel Portland

サウスウエストには、ポートランドの中心街(ダウンタウン)が含まれ、市役所や企業、高層ビル群、ショッピング街が広がります。パイオニア・コートハウス・スクエアポートランド美術館ポートランド州立大学(PSU)などもあり、アクセス抜群。

国際バラ試験農園
©︎Justin Katigbak Travel Portland

一方で、西側にある広大なワシントン・パークは緑が豊かで、森林浴やハイキングも楽しめるところ。国際バラ試験農園オレゴン動物園日本庭園といった自然と文化の名所もあります。トライメット(公共交通)の要所としても便利です。

日本庭園の入口
©︎Roman Johnston

こんな人におすすめ:
・観光拠点としての利便性を重視する人
・博物館や庭園、動物園などの定番観光地を訪れたい人
・トランジットでの移動を重視したい人

サウスイースト・ポートランド(Southeast Portland):ローカルカルチャーとグルメが光るクリエイティブなエリア

©︎Justin Katigbak Travel Portland

サウスイーストは、ホーソンディビジョンといった個性派ストリートが魅力のエリア。ヴィンテージショップ、独立系カフェ、クラフトビールパブ、フードカートが並び、歩くだけでも楽しい雰囲気です。地元住民に愛されるカルチャーが色濃く残っており、観光地化されすぎていないのも人気の理由。

マウントタボール公園
©︎Justin Katigbak Travel Portland

グリーンウッド墓地マウント・タボール公園など、歴史や自然が感じられるスポットもあり、散策派にもおすすめです。

こんな人におすすめ:
・ローカル感のあるグルメや雑貨を楽しみたい人
・サブカルチャーやDIY精神あふれる街が好きな人
・徒歩での街歩きが好きな人

ノース・ポートランド(North Portland):水辺の風景と再開発が進む、注目のローカルエリア

ノースミシシッピのショップ
©︎Justin Katigbak Travel Portland

ノース・ポートランドは、近年再開発が進んで注目を集めているエリア。アルバータミシシッピ・アベニューは、カフェ、ギャラリー、雑貨店が立ち並ぶトレンディなストリートとして人気。クラフトビールやライブ音楽のカルチャーも根強く、若い世代を中心に支持されています。

シェフのアールニンソムLangbaanPaadeeマットヴィセドミニMatts BBQ
エリックネルソンShipwreckというポートランドの人気店を率いる3人がオープンしたタイBBQレストランバーEem
Thrillist誌でアメリカのベストニューレストランに選ばれています
©︎Justin Katigbak Travel Portland
ノースポートランドにあるカテドラルパークから望むセントジョンズ橋
1931年に建設された歴史あるこの橋はノースポートランドとノースウエストポートランドを結んでいます
ゴシック様式の優美なデザインが特徴で高さは408フィート約124メートルウィラメット渓谷で唯一の吊り橋です
©︎Justin Katigbak Travel Portland

また、ウィラメット・リバーにかかるセント・ジョンズ橋周辺には、インスタ映えする風景や歴史ある街並みが残っており、自然の中でのんびり過ごすにも最適です。

こんな人におすすめ:
・再開発エリアの今を感じたい人
・ローカルカルチャーに触れたい人
・自然と街が融合する景観を楽しみたい人

サウス・ポートランド(South Portland):落ち着いた住宅街と再開発エリア、未来感ある風景も

ポートランドエアリアルトラムはサウスウォーターフロントとOHSUオレゴン健康科学大学を結ぶロープウェイ
月曜から土曜に運行しており全長3300フィート約1kmを時速22マイル約35kmで運行します
©︎Travel Portland

2018年に新設されたポートランドで最も新しい区分エリア。サウスウォーターフロント(South Waterfront)では、高層住宅やオフィス、大学医療施設(OHSU)などが並び、都市開発の最先端を感じられるエリアです。

また、トラムに乗って丘の上にあるOHSU(オレゴン健康科学大学)にある見晴台へアクセスする体験もユニーク。川沿いの遊歩道も整備されており、静かな時間を楽しみたい人にぴったりです。

こんな人におすすめ:
・静かで落ち着いた滞在を望む人
・未来的な街並みに興味がある人
・トラムや公共交通を使ったユニークな体験をしたい人

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