ワシントン州のジェイ・インスリー知事は、地域の非営利団体や慈善事業家らと連携し、シニアや健康問題を抱えている人、失業者や給食に頼っている子どもたちなどのために食料や必需品を提供するための資金を募る基金 WA Food Fund を設立したと発表しました。
WA Food Fund は、アメリカ北西部全域の地域社会を支援する慈善団体のネットワーク、Philanthropy Northwest(フィランソロピー・ノースウエスト)が運営しており、「企業や慈善団体からの寄付金と個々の募金を組み合わせて最大の効果を上げることを目指している」とのことです。
新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための自宅待機命令で経済的な打撃を受けフードバンクを利用する人が160万人に増えるとの予想を考慮し、寄付金はワシントン州のフードバンクに食料を分配する3つの組織、フード・ライフライン、ノースウェスト・ハーベスト、セカンド・ハーベストに提供されます。
リリースによると、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響は、州内の一部のフードバンクが閉鎖され、他のフードバンクの運営資金と食料供給が枯渇する可能性に直面した時期と重なっています。そのため、食料援助に対する指数関数的な需要が生じていますが、ワシントン州での寄付は70%減少し、有色人種や移民、過疎地の人々など、すでに困難に直面しているコミュニティにより大きな影響を与えていると見られています。
この基金はワシントン州住民が対象。全米を対象にした America’s Food Fund とは別に運営されます。