ワシントン州のシンボルであり、シアトルの南東約65マイル(約105km)に位置するマウント・レーニアは、標高14,410フィート(4,392m)を誇るパシフィック・ノースウエスト屈指の景勝地。例年約200万人(2025年は約240万人)もの訪問者が登山やハイキング、ドライブのために訪れる人気のエリアです。(米国国立公園局(NPS)調べ)
しかし、8月7日、マウント・レーニア国立公園の北東にあるグランド・パークで山火事が確認され、一部のアクセス道路が閉鎖されています。現地へ向かう予定がある方は、出発前に最新の規制状況をご確認ください。
山火事の発生状況と道路閉鎖エリア
8月7日にマウント・レーニア国立公園の北東部にて確認された山火事は「グランド・パーク2(Grand Park 2)」という名称が付けられました。8月7日現在、焼失面積は約200エーカーに拡大しています。
この影響により、サンライズ(Sunrise)およびホワイト・リバー(White River)へ向かうアクセス道路が当面の間閉鎖されています。夏場に多くの観光客で賑わうサンライズ方面への移動はできません。
一方で、公園南西側のニスクアリー(Nisqually)入口およびスティーブンス・キャニオン(Stevens Canyon)入口は、現時点では開通しています。
| エリア・項目 | 現在の状況 | 概要・規制内容 |
| サンライズ / ホワイト・リバー | 通行止め・閉鎖 | 「グランド・パーク2」火災に伴う安全確保のため |
| ニスクアリー / スティーブンス・キャニオン | 開通 | 現時点では通常通り進入可能 |
| 公園全域の火気使用 | 全面禁止 | たき火・木炭の使用不可 |
公園全域における火気規制(たき火禁止)
ワシントン州内では夏の乾燥と高温により山火事のリスクが高まっており、州知事により8月1日から9月30日まで州全域での非常事態が宣言されています。
マウント・レーニア国立公園内においても、6月26日より全域でたき火(キャンプファイア)が禁止されています。ホワイト・リバー、クーガー・ロック、オハナペコシュなどの各キャンプ場において、薪や木炭を使った火の利用はできません。
出発前の安全確認3ステップ
- 公式サイトで最新の道路状況を確認する:国立公園局(NPS)の公式サイトで、目的地の道路が開通しているか直前に確認してください。
- 空気質(煙)の影響を確認する:風向きによって煙が漂う場合があります。煙の影響が強い場合は、屋外活動を避け室内を中心とした予定に変更してください。
- ワシントン州交通局(WSDOT)の道路情報を確認する:国立公園に向かうまでの州道(SR 410等)に規制が出ていないか、移動直前に再確認を行ってください。
