シアトル・マリナーズは2025年9月24日、本拠地 T-Mobile Park で行われたコロラド・ロッキーズ戦に9対2で勝利し、ア・リーグ西地区優勝を決めました。優勝は2001年以来24年ぶり、球団史上4度目の快挙です。2001年といえば、イチローさんがメジャー1年目で新人王とMVPを同時受賞し、チームがシーズン116勝というMLB記録に並ぶ偉業を達成した伝説のシーズン。それ以来初めての地区制覇に、T-Mobile Park は大歓声に包まれました。
序盤からマリナーズ打線が爆発
この24日の試合では、序盤からマリナーズ打線が爆発。主砲のカル・ラレーが59号、そして60号本塁打を放ち、メジャー史上「60本塁打クラブ」入りを果たしました。これはマリナーズ球団史上初の大記録であり、2025年シーズンを象徴する歴史的な瞬間となりました。
さらにフリオ・ロドリゲス、ホルヘ・ポランコ、ユージェニオ・スアレスもホームランを放ち、マリナーズ打線はロッキーズを終始圧倒。守備でも安定感を見せ、危なげない展開で勝利を収めました。
マリナーズの地区優勝は1995年、1997年、2001年に続き、今回で球団史上4度目。長い低迷期を乗り越え、ファンが24年間待ち続けた歓喜の瞬間がついに訪れました。イチロー氏が殿堂入り祝賀式典で選手たちに伝えた「Seize the moment(この瞬間をつかめ)」という言葉が、まさに現実のものとなった瞬間です。
ラレーがア・リーグ史上4人目の偉業
ラレーのシーズン60本塁打は、アメリカンリーグ史上4人目となる大記録です。これまでに60本塁打以上を記録したのは以下の3人だけでした。
- ベーブ・ルース(ヤンキース)1927年:60本
- ロジャー・マリス(ヤンキース)1961年:61本
- アーロン・ジャッジ(ヤンキース)2022年:62本(ア・リーグ記録)
この3人はいずれもニューヨーク・ヤンキースのレジェンドであり、ラレーはマリナーズの選手として唯一この快挙を成し遂げた存在となりました。
さらなる挑戦へ
地区優勝により、マリナーズはワイルドカードを経ずにディビジョンシリーズからポストシーズンを戦える有利な立場を得ました。シアトルは、これまで一度も成し遂げていないワールドシリーズ進出・初優勝に向けて、かつてないほど期待が高まっています!
マリナーズ 2025年ポストシーズンチケット 要約と注意点
- シングルゲームチケットは数量限定で保証なし。
- シーズンチケットメンバーは9月22日(月)午前9時までに購入すれば、9月24日(水)の先行販売でワイルドカード/ALDSチケットを優先購入可能。
- Mariners Mail または テキストアラート(24247)登録者も、9月24日(水)23:59までの登録で先行販売に参加可能。
- 一般販売は9月25日(木)開始。
- スイート(個室観戦席)は9月25日(木)午前10時から販売開始。
- 未開催試合は返金対象。購入時に利用したカードへ自動返金される(マリナーズ公式で購入した場合のみ)。
注意点
- チケットは在庫次第で、必ず買えるわけではない。人気カードは即完売の可能性あり。
- 第三者(リセール・他業者)経由の購入は返金保証なし。払い戻しは購入元に直接問い合わせが必要。
- スイート購入には翌シーズン(2026年)の義務が付く。ポストシーズンでスイートを購入すると、2026年レギュラーシーズンで最大2試合分のスイート購入が必須。支払い済みのデポジット・手数料は返金不可。
- 返金は現金ではなく自動的にカードに戻る。クレジット発行はなし。
- 返金処理は30日以内。ポストシーズン終了後にまとめて対応。