キング郡の16歳以上の住民の70%以上が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了し、その数が引き続き増加の傾向にあることから、シアトル・キング郡公衆衛生局は、マスク着用の継続を求める地域保健担当官命令を6月29日付けで終了すると発表しました。
ワクチン未接種者やワクチン接種が完了していない人は、屋内の公共スペースでは引き続きマスクを着用する必要があります。
70%以上もの住民がワクチンを接種したことにより、新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少していることが、今回のマスク着用規定の終了につながりました。
これにより、キング郡でもワシントン州のマスク着用規定が有効となります。つまり、12歳未満の子どもを含む、ワクチンを接種していない人は、屋内の公共スペースや混雑した場所では引き続きマスクを着用し、屋内の混雑した場所を避け、身体的距離を確保するなどの感染対策を続ける必要があります。
- ワクチン接種を完了した人は、ほとんどの公共の場でマスクを着用する必要はなくなりましたが、個人的な判断でマスクを着用することもできます。
- ワクチンを接種した人もしていない人も、外出時にはマスクを携帯しましょう。屋内でマスクが必要になる場合があります。
- ワシントン州の指針にもとづき、ワクチン未接種者やワクチン接種が完了していない人は、屋内の公共スペースでは引き続きマスクを着用する必要があります。これは、特に感染力の強い変異株が広がっている中で、ワクチンを接種していない大人だけでなく、子供や健康上の理由てワクチンを接種できない、あるいはワクチンによって完全に保護されない人を保護することになります。
- 企業は、ワクチン接種の有無にかかわらず、顧客や従業員にマスクの着用を要請・要求することができます。
- 今後、新型コロナウイルス感染症の感染者数が急増した場合、マスクは重要なツールとなります。マスクを捨てずに保管しましょう。
ワシントン州では、ほとんどの規制が6月30日に解除されますが、一部のマスク着用規定は継続されることが予定されています。