ワシントン州保健局は3日、CDC（疾病予防管理センター）が2日に発表した新型コロナウイルス陽性者と接触した場合の自主隔離期間（quarantine）の緩和措置を採用すると発表しました。
CDC の新たなガイドラインの概要は次のとおりです。
- 毎日のモニタリングで継続して無症状であることが確認されれば、検査をせずに隔離開始から10日目以降に隔離を終了することができる。
- 検査結果が陰性で、かつ毎日のモニタリングで継続して無症状であることが確認されれば、隔離開始から7日目以降に隔離を終了することができる。
- 予定されている隔離終了の48時間前（検査に遅れが生じる可能性を見越して）までに検体を採取して検査を受けることはできるが、隔離期間を7日間より短縮することはできない。
- いずれの場合も、隔離開始から14日間にわたり症状のモニタリングとマスク着用などの追加の基準を満たす必要があります。
症状が出た場合には、すぐに自主隔離し、地域の公衆衛生当局または医療提供者に連絡して臨床状態の変化を報告する必要があります。
なお、CDC もワシントン州保健局も、14日間の隔離が最も安全な選択肢であるとしています。また、自主隔離の早期終了が目的で検査を受けることは、地域社会の診断検査に影響がない場合にのみ考慮されるべきで、感染の有無を求める人の検査が優先されなければならないとしています。
既存の勧告に従って検査を実施せずに、14日間隔離を継続することができる。このオプションは、検疫後の感染リスクを最大限に低減するものであり、現時点で最も多くの経験を有する戦略である。
詳細は CDC の公式サイトで確認できます。