ベルビューとレドモンドを結ぶライトレール『2 Line』、ついに開業

ベルビューとレドモンドを結ぶライトレール 『2 Line』が、4月27日に開業しました。初日にベルビューのダウンタウン駅で行われた開業祝賀イベントにはたくさんの人が詰めかけ、イーストサイドの歴史的な日を祝い、ライトレール乗車を体験しました。

『2 Line』って？

• サウス・ベルビューから、レドモンド・テクノロジー・センターまで、8駅を結びます。
• 路線の長さは6.6マイル（10.56km）。
• サウス・ベルビューとレドモンド・テクノロジー・センターまでの所要時間は16分です。
• すべて各駅停車です。
• 毎日午前5時30分から午後9時30分まで、10分おきに運行します。
• 2両編成で、最大400人が乗車可能です。
• サウス・ベルビュー駅、ベルレッド駅、レドモンド・テクノロジー駅には無料駐車場が併設されています。
• すべての駅に自転車専用パーキングが併設されています。

ライトレールの新線開業と今後

ライトレールの路線の延伸は、さらに続きます。今年8月には「1 Line」がスノホミッシュ郡からリンウッドまで開業し、2025年春には「2 Line」に新たにメリモア・ビレッジ駅とダウンタウン・レドモンド駅がレドモンド市に開設されます。

また、同年には「1 Line」にマーサー・アイランド駅とジャドキンズ・パーク駅が開設され、インターナショナル・ディストリクト/チャイナタウン駅で「2 Line」と繋がることが予定されています。

詳細はサウンドトランジットの公式サイトでご確認ください。

乗車運賃の支払い方

アプリ『Transit Go』

駅にある券売機（クレジトカード、デビットカード、現金）

プリペイド式カード『ORCA』

新路線『2 Line』開通で注意しなくてはならないこと

電車が安全に運行できるよう、次のことに気をつけましょう。

• 横断する際は、必ず左右を確認する
• 横断する際は、横断歩道を利用する
• ヘッドホンをはずす（音が聞こえるように）
• スマホなどのスクリーンを見ながら通ろうとしない
• 黄色い線のプラットフォーム側に立つこと（Stay behind the yellow line）
• 線路を歩いたり、立ち止まったり、車を駐車したりしない
• 線路の転てつ器（ポイント）に近寄らない
• 自転車で線路を横断する時は、車輪が線路に挟まれないよう、線路に対して垂直の角度で横断する

ベルビュー警察が駅と車内のパトロールを強化

ベルビュー警察は、ライトレールの車内や駅でのパトロールを強化する Bellevue Light Rail Unit（BLU）を正式に展開すると発表しました。

BLUの目的は、新しいライトレールで安全かつポジティブな乗車体験を提供することで、「ベルビュー市がピュージェット湾地域全体とリンクしていく中、ベルビューが、働き、暮らし、遊ぶのに安全な所であるという評判を維持することへの貢献にコミットしています。BPDの新しいライトレール班はこの目標を達成します」と、ベルビュー警察署長ウェンデル・シャーリー氏は述べています。

ライトレールの詳細は、サウンドトランジットの公式サイトでご覧ください。