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ワシントン州、3郡が「フェーズ2」に後退 経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』

ワシントン州政府は12日、全39郡の新型コロナウイルス感染状況を評価した結果、カウリッツ郡、ピアス郡、ウィットマン郡が、経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 の「フェーズ3」から「フェーズ2」に戻ることが決定したと発表しました。

カウリッツ郡、ピアス郡、ウィットマン郡が「フェーズ2」へ

ワシントン州では3月22日に全39郡が経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 の「フェーズ3」に移行しましたが、その後、フェーズの基準が見直されました。新しい基準は次のとおりです。

  1. 症例数と入院数という二つの指標のうち両方とも満たせなかった場合にのみ、フェーズ2に戻ることになります。当初の計画では、症例数と入院数の指標のどちらか一つでも満たせない場合はフェーズ2に戻るとされていました。
  2. 観戦イベントに関するガイダンスを更新し、フェーズ2で許可される内容と、それらのイベントが学校の卒業式とどのように関連するかが明確にされました。
  3. 飲食店が柔軟に対応できるよう、屋外席に関するガイダンスが更新されました。

フェーズの基準

各郡は個別に評価されますが、人口5万人以上の郡と人口5万人未満の郡では、症例数や入院数に基づく適切な基準が異なります。

例えば、シアトルのあるキング郡は人口が226万人以上のため、フェーズ3に留まるには、症例数が過去2週間で人口10万人あたり200件未満であること、または入院が過去1週間で人口10万人あたり5件未満以下であることが条件となります。

「フェーズ2」と「フェーズ3」の大きな違いは、次のとおりです。なお、共有スペース、公共の場所、屋内でのマスク着用と身体的距離の維持は引き続き必須となります。

【フェーズ2】

【フェーズ3】

4月15日(木)には、16歳以上のワシントン州民が新型コロナウイルスのワクチン接種の対象者となります。

「マスク着用、身体的距離の維持、経済活動・社交再開計画の遵守などと合わせて、すべての郡でワクチン接種率を高めることで、感染者数の増加を防ぐことができると期待されます」

次に各郡の評価が行われるのは、5月3日(月)です。

ワシントン州で新型コロナウイルスの検査・ワクチンの接種を受けられる場所についてはこちら



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